JRの線路トラブルで新宿駅は大混乱
今日はJRの山手線などが長時間に渡って運休となったため、新宿駅は大混乱。
アナウンスの説明を聞いても、「新大久保-高田馬場間で線路点検を行なっております」と繰り返すだけで、何が起こっているのかさっぱりわからない。
南口では、払い戻しの乗客たちの列がくねくねと300メートルもの長さになり、自動改札を通れない客たちもまた、駅員のいる改札に長蛇の列。
JRのような複雑で巨大なシステムでは、すべてがうまくいくことを前提にして、何もかもが組み立てられているため、想定外のトラブルに対してはめっぽう弱く、対処の仕方がヘタだ。
線路が工事の影響で隆起することなど、まったく予想だにしなかった事態なのだろうが、トラブルというのは常に想定外のものだということを想定しておく必要がある。
危機管理とは、想定外のことが起きた時のことを想定することから始まるのだと思う。
この程度のトラブルで終日、右往左往を続けているJRを見ると、首都直下型地震でJRも私鉄も動かなくなって、タイミナル駅に数万人から10数万人の帰宅難民が溢れかえった時、はたしてパニックを防ぐ適切な誘導が可能なのだろうか、とマジで心配になってくる。
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