ランチの熱い鉄板に火傷防止の注意シール
レストランで料理が運ばれてきた時に、「鉄板熱いのでお気をつけ下さい」と言われることがある。
高級レストランではこのようなことはあまりなさそうだが、料理を鉄板ごと火にかけて、そのまま木の台に乗せて客に出す大衆レストランに、よくあることだ。
2カ月ほど前のことだが、某レストランで従業員が黙ってテーブルに置いていった鉄板に、僕がうっかり手を触れたところ、指がジュッと音を立てるくらい熱くて飛び上がり、食事するどころではない火傷を負ったことがある。
鉄板で火傷をする客は少なくないと見えて、すぐに従業員が火傷用の軟膏を指に塗ってくれたが、ヒリヒリとした痛みは1週間も続いた。
熱い鉄板を運んできた時には、従業員が「鉄板熱いので‥」と一声かけるのは常識だが、それでも店内が混雑している時など、従業員が無言で置いていくこともあって大変危険だ。
また声をかけても、外人の客には意味が伝わるかどうか、という問題がある。
今日行ったお店では、運ばれてきたランチの鉄板に、「熱い!」と書かれた赤いシールが挟んであり、「お熱いのでお気をつけくださいませ」と書かれている。
さらに、言葉が通じない外人にも分かるように、手をふれるなという意味のマークも書かれている。
このシールは食事をしている間中、目の前にあるので、客は否が応でも鉄板に触れないよう注意を払うことになる。
なかなかグッドアイデアだと感心する一方で、鉄板による火傷がよほど頻繁に起きているのだろうなと思ったりする。
このシールがあっても、小さな子ども連れはとても危険だ。子どもはなんでもすぐに手をのばして触りたがるので、大火傷につながりかねない。
ちなみに今日のランチは、牛肉、豚肉、鶏肉、ホタテ、エビの5種類全部と野菜を焼いて鉄板に盛り合わせたグリルで、これにライスとフリードリンク(味噌汁、スープ、ジュース、コーヒーなど)が付いて880円。ボリュームたっぷりで、なかなかのお値打ちであった。
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