釈然としないホリエモン保釈、一審は無罪の流れか
ホリエモンが東京拘置所から3カ月ぶりに釈放されて、シャバに姿を現した。
小切手で3億円の保釈金を払ったというが、なんとも釈然としない。
容疑を認めているなら、このような段階で保釈されることはあり得るが、容疑を全面的に否認し、調書への署名もほとんど拒んでいるのに、なぜ保釈したのだろうか。
保釈に反対する検察側の準抗告を退けて、東京地裁が保釈を決定したということは、はやくも裁判の流れを示唆しているかのような印象を受ける。
東京地裁で行なわれる1審では、ホリエモンが無罪となるのではないか、といういやな予感がする。
1審の無罪を受けて検察側が上告し、高裁でどうなるかが見ものだ。
いずれにしても、この裁判は最高裁まで争われることは確実だろう。
保釈されたホリエモンは、明日からどうするのだろうか。
ライブドア本社に行くことは可能なのだろうか、それとも禁止されているのだろうか。
また保釈中にテレビに生出演して、自分の無実を主張したりすることは出来るのだろうか。
新聞や週刊誌などによる単独インタビューや手記の掲載などは、どうなのだろうか。
今夜の東京拘置所前のすさまじい数の報道陣を見ていると、ホリエモンがいわれなき罪を着せられた改革者のような、そんな英雄扱いが早くも感じられる。
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