100円ショップで布製の立派なジャンプ傘
今日は傘を持って出ようかどうか迷ったあげく、持たないで出かけた。
天気予報では昼間は曇りの予想だし、何よりも出かける直前に薄日が差してきたことが決め手になった。
ところが、これが裏目に出て、しだいに黒い雲が広がって雨が降り出した。
街中では地下街を通って濡れずにいろいろなところに行くことが出来るのだが、問題は帰りの駅から家までだ。
濡れて走るにしては、かなりの降りだし、止みそうにもない。
そこで駅のすぐ近くの100円ショップへ入る。
もう入り口には、100円の傘がヤマのように置いてあって、飛ぶように売れている。
驚いたのは、100円ショップの傘だから当然、ビニールの安物ですぐにダメになるようなチャチなものだろうという予想に反して、すべて布製の傘なのだ。
しかも柄のところは、ありがちな白いプラスチックではなく、木製の色と感触で高級感(?)さえ漂っている。
さらに、安手のビニール傘と違って、ワンタッチで開くことが出来るジャンプ傘ではないか。
こんなに安く作れるのは、やはり中国か東南アジアの国で安い労働力を使って生産しているのだろうか、と考えたりする。
国内の傘産業がどうなるか、という心配もないではないが、消費者にとってはこんな立派な傘が100円で気軽に手に入るのは、今日のような場合にとても助かることだ。
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コメント
雨が降るかも知れない日に、最初から100円ショップで買った傘を持って出かけることは、まずないことですね。だから100円の傘がどんどんたまってしまう。
ベストエフォートの話、面白いですね。これは一種の哲学ですね。
投稿: BANYUU | 2006/05/12 15:04
わたしは一度も急な雨で傘を買ったことは
ないのですが、
買ったらその後の使い道に困りそうで。
100円だけど高級そうならなおさら。
布ではありませんが、おもしろい記事があります。
http://premium.nikkeibp.co.jp/bits/bits_column/column_d59_01.shtml
投稿: 秋葉OL | 2006/05/12 00:39