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2006/05/28

ニワトリが先か卵が先かに、ついに結論?

ニワトリが先か卵が先かについての古典的難問題に、ついに結論が出たという。

英PA通信が26日、報じたところによると、英国の遺伝子専門家と哲学者、養鶏家の3人が、「卵が先」という結論を下した。

ノッティンガム大のブルック・フィールド教授(進化遺伝子学)らによると、生物が生きている間に遺伝物質が変化することはなく、ニワトリでない鳥が途中でニワトリになることはあり得ない。このためニワトリでない鳥が生んだ卵が、突然変異でニワトリの特性を備えた卵になった、と結論づけたという。

この結論は、ニワトリでない鳥が生んだ卵が最初のニワトリになった、ということだ。

しかし、僕はどうもこの結論もすんなりとは飲み込めない。

説明のとおりに、1羽だけが突然変異でニワトリの特性を備えた鳥になったとしても、それだけではニワトリが繁殖することは不可能だ。

少なくとも、同じ突然変異によってオスメス2羽のニワトリが出現しなければ、その後、新種の鳥がニワトリとして子孫を増やしていくことは出来ないだろう。

さらに、最初にニワトリの卵を突然変異で生んだ鳥は、どんな鳥だったのか。

まさか、鳩やカラスのようなニワトリとは似ても似つかぬ鳥が、突然変異でニワトリになる卵を生んだとは考えられない。

その卵を生んだのは、それまでの突然変異の積み重ねによって、限りなくニワトリに近づいていた近似ニワトリともいうべき鳥ではないか。

しかも、近似ニワトリたちはかなりの数がいて、これらが生んだ突然変異の卵があちこちで出来ていたか、もしくはこうした卵によって出現したニワトリが近似ニワトリと交配して、ニワトリという種を固定していくことが出来たかであろう。

僕は、ニワトリだけでなく、生命進化のプロセスのほとんどは、まだまだ解明されていないと思っている。

突然変異と適者生存(自然選択)だけで、ミクロの原始生命が、人間を含めた多様な生物世界へと進化したというのは、大筋では正しいとしても、何かが欠けているような感じが否めない。

ニワトリが先か卵が先かという問題も、ある日突然、どちらかが出現したというようなことではなく、数百万年かけて、極めてニワトリに近い鳥が、ゆっくりと突然変異や交配を積み重ねていって、ニワトリという系統になっていった、ということではないだろうか。

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