新しいウィルス対策ソフトが早くもエラーに!?
実に奇奇怪怪である。
昨日、さんざん苦労してようやくインストールした新しいウィルス対策ソフト、ウイルスバスター2006であるが、早くもさまざまな問題が出ている。
全ファイルのウィルスチェックなどはスムーズに出来、受信メールのウィルス自動検索もその都度やっている。
だが昨夜、受信メールの中からウィルスを発見して駆除したというウィンドウが現れたのとほとんど同時に、こんなメールが送られて来た。
ウイルスバスターによるメール検索中に、このメールの添付ファイルからウイルスが見つかりました。このメッセージ (TmWarn.txt) は、メールに添付されていたファイルが、ウイルスバスターによって削除されたことをお伝えするものです。このメールを開いたりプレビューしても問題はありません。
あれれ? ウイルスバスターは、メールに添付されたウィルスを発見すると、すぐにこんなメールで知らせてくれることになっているのだろうか。
そんなことは、説明書のどこにも書いてないし、もしそうだとしても、発見と同時にそれを知らせるメールが届くことが在り得るだろうか?
差出人はteokh@*****.com.sgとなっているが(*****の部分は僕が伏せた)、これは怪しい。このメール自体がウィルス発散メールなのではないか。それにしても、僕が昨日からウィルスバスターを使っていることをなぜ知っている?
このモヤモヤした疑問が解けないうちに、今日の夕方になって、さらに不可思議なことが起こった。
やはり着信メールのウィルスを自動検索中に、突然大きな窓にメッセージが現れた。
「エラーが発生しました。ウイルスバスター2006をインストールし直して下さい」
ええっ? なんで? どうして?
このメッセージとともに、もう一つ、ウィルスを発見して隔離したというメッセージのウィンドウも現れている。
それを見ると、ウィルスが検出された場所はメールの中ではなく、なんとCドライブの中の、プログラムファイルの中の、ウイルスバスター2006のフォルダの中ではないか???
エラーの発生とウィルス発見を知らせるこの2つのメッセージウィンドウは、真か偽か?
どちらも偽のような気もするが、どちらか1つが、あるいは2つとも真だった場合はどうなる?
僕はすっかり動転してしまい、このメッセージを画面ごと印刷しておくべきだった、と後で思ったのだが、この時はともかく、ウイルスバスター2006が正常に作動しているかどうかを確かめることが先決だと思った。
ウイルスバスターを起動させてみると、一見したところは何も異常は起きていない。
しかし、次々と着信してくるメールに対して、これまで必ず出ていた「着信メールを検索しました」というポップアップウィンドウが、まったく出なくなった。
ということは、着信メールのウィルス検索が出来なくなっているのではないだろうか。
ウイルスバスターの電話相談窓口はもう閉まっている。
そこで僕は、エラー発生メッセージが本物か偽物かを問わず、インストールし直す以外にないと結論を出す。
思い当たるのは、昨日、ノートンのウィルス対策ソフトをアンインストールする時に、レジスターの書き換えについて尋ねられて「いいえ」のまま、処理をやめてしまった過程が1つあることだ。
昨日書いた記事へのRyuichiさんからのコメントに、ここでは「はい」を押さないと処理が先へ進まないとあったことを思い浮かべ、もう一度、その部分のプログラムを動かして「はい」を押して、この処理を終える。
その上で、二度手間の作業ではあるが、ウイルスバスター2006のCDを取り出して、また最初からインストールのやり直し。
せっかく昨日やった各種の設定もまた、あらたにやり直す。
これで、「着信メールを検索しました」というポップアップウィンドウは元通りに出るようになった。
昨日の今日でこれだけ振り回されたのだから、まだまだ安心は禁物だ。
それにしても、このウィルス対策ソフト騒動、いつまで続くことやら‥。
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コメント
★Ryuichiさん
アクティヴ窓のみのキャプチャも出来るのですね。こんど不審なメッセージが出たら、まずはそれをキャプチャーして「証拠保全」しておこうと思います。これ以上、ヘンなメッセージが出ないことを祈るばかりですが‥
★poko_hideさん
こちらの知らない間に、どのサイトにアクセスしたかがウイルスバスター側に知られてしまうというのは、困ったものです。敵の内情を知るために雇った隠密が、実はこちらの内部情報を流しているようなものですね。
投稿: BANYUU | 2006/08/01 13:34
ウイルスバスター2006は、大変怪しいと思っています。
それは、説明書の何処にも書かれていない事を
しているのです。
その人が、HPをみると、ウイルスバスターは、
ウイルスバスターサイトに、見ようとしているHPが、
フィッシング詐欺サイトか、ウイルスページサイトか
確認をしに行きます。
まあ、一件嬉しい機能かなと思うでしょうが、
見ようとしているHPがウイルスバスターサイトに
筒抜けなのです。これは、個人情報を収集している
といわれても、仕方が無いようなことを、マニュアル
にも書かずにしていると、一時期、話題になりました。
また、リアルタイム検索が、非常に重たい。
古いマシンだと、時たまキー入力自体止まって
しまう。
おかげで、古いマシンは、リアルタイム検索を
外さなければならず、大変セキュリティ上危なく
なってしまいました。
古い(といっても、5年前の)マシンを使用したくても
OSの問題、メモリ上限の問題、ウイルスソフトの
問題と、「もったいない」を実行させてくれません。
メーカーや、ソフト会社ももう少し考えて欲しい物です。
投稿: poko_hide | 2006/08/01 11:33
ふたたびお邪魔します。
システムの奥深くまで入り込んでしまうこの手のセキュリティソフトって、いざトラブるとほんとうにやっかいですね。自分もいろいろトラブルを経験しているので、お気持ちよくわかります。
ウィルスバスターの挙動不審状態の画面をキャプチャして、とりあえずだれかわかる人に見てもらうというのもひとつの方法かと思います。
PrtSc(またはPrint Screen)キーを押して、その後MSPaintなど画像加工ソフトを開いて「貼りつけ」、それを適当な名前をつけて画像ファイルとして保存します。それをメールに添付するなり、サイトに置いておくなりして、詳しい方にお伺いを立てる、というやり方です(アクティヴ窓のみのキャプチャはAltキーとPrtScキーの同時押し)。
…こんどはおかしなエラーが出なければよいですが。
投稿: Ryuichi | 2006/08/01 02:15