一難去ってまた一難、こんどはウィルス対策ソフトが
パソコンの電源が入らなくなった件は、先週の土曜日にサポートセンターを通じて出張修理に来てもらい、電源ユニットを交換してもらって復旧した。
修理費用は、3万6750円。内訳は部品代が1万円、技術料が2万円、出張費が5000円、消費税が1750円だった。
出張費が1万円ほどかかるのかと思っていたが、運送業者に回収・配送してもらった場合に1週間ほどかかることを考えると、5000円で直ちに直る出張修理の方が断然いいと感じる。
技術費が2万円も占めているのは高い気もするが、さまざまなパーツを外側から手順良く分解していって、奥深くにセットされているユニットを交換する様子を見ていると、とても素人に出来る作業ではないので仕方ないか、と思う。
さてこうして、パソコンはようやく復旧したところで、新たな問題が生じてきた。
僕のパソコンに入れているウィルス対策ソフト、ノートン・インターネット・セキュリティが8月26日で使用期限切れになる、という表示がひんぱんに画面に現れるようになった。
ノートンのソフトは、3年前にこのパソコンを買い替えたときに同梱されていた2003年版を、期限が切れるたびに延長キーを購入して使い続けてきたものだ。
それでは今回も延長キーを購入しようかと思い、ノートンの購入ページにアクセスしてみたら、2003年版の延長キー販売は終了しており、2006年版をお買い求め下さい、とある。
2006年版は2003年版とは全く異なるバージョンで、スパイウェアの検出や個人情報の流出防止など、さまざまな新しい機能が加わっているという。
新しいバージョンを買うほかないかと思って、動作環境についての説明を読んでみると、256MB以上のRAMが必要とある。
RAMって何だったっけ? というところから始まって、買った時にもらっているパソコンの仕様書を調べ直してみると、RAMという言葉はないがメインメモリーが256MBとある。
ところがいろいろ調べていくと、これはあくまで仕様上の容量であって、実際のRAMの数値は、デスクトップのマイコンピューターのアイコンを右クリックして、プロパティのところに書いてある数値がそれだという。
右クリックしてプロパティを見てみると、なんとRAMは224MBとなっているではないか。仕様書の数値より32MBも少ないのだ!
さて問題は、224MBのRAMしかない僕のパソコンに、256MB以上のRAMが必要なノートンの2006年版ソフトを入れられるかどうかだ。
ここ数日、ヨドカメやビックなどの量販店に行って、何人もの担当者に話を聞いてみると、動くかも知れないが、動作が遅くなったり不安定になったりする可能性がある、という。
つまりは、日常的に起動させておくウィルス対策ソフトとしては、入れないほうがいい、という結論になる。
ではどうするか。ノートンとほぼ同じ機能を持つインターネット・セキュリティでは、ウイルスバスターとマカフィーが128MB以上のRAMで作動するので、このどちらかに乗り換えるほかないようだ。
両方のパンフレットをもらってきたので、あと1日じっくりと熟慮して、明日中にはどちらに乗り換えるかの結論を出そうと考えている。
デジタル生活は、次から次へと予期しないお金がかかる上に、シロウトにとってはなんと面倒なのだろうか。
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