ソフトクリームのテイクアウト
ウィーン旅行から帰って今日で1週間になる。
日本はずいぶん涼しくなっていると思ったら、その後は真夏日になったり湿度が高かったりして、天候の変化が大きい。
肌寒い日に入ったレストランやデパートで、冷房をガンガンと効かしていて、上着を着てもふるえるようなことが何度かあった。
だんだんと、暑いのか寒いのか分からなくなり、厚着をしても寒かったり、寒いのに汗をかいたりしているうちに、昨夜のうちについに喉をやられてしまった。
夜中に起きてみると喉が熱っぽくて痛い。
今朝は唾を飲み込むのも痛いほどになっていたが、うがいをしたりトローチをなめたりして、なんとか鎮めようとしてみる。
これで風邪の症状が出るようなら医者に行くのだが、セキもクシャミもなく熱もないので、とりあえずはトローチでなだめすかして連休を乗り切ることにする。
幸いなことに、食事は普通に取ることが出来、飲み込む時にも喉は痛くなくなっている。
昼食の後、僕としては非常に珍しいことに、ソフトクリームが食べたくてたまらなくなり、いてもたってもいられなくなった。
ソフトクリームなんて20年近く食べてないような気がする。
しかし、喫茶店などではパフェやアイスクリームはあるものの、単体のソフトクリームはありそうでないのだ。
駅を降りて家に帰る途中のケーキ屋さんの店頭に、巨大なソフトクリームの形をした広告物(?)が置いてあるのが目に入った。
ソフトクリームを売っているという案内板のようなものである。
店内で食べてもいいのだが、もう家に近いので、テイクアウト出来るか聞いてみたら、出来ますという。
家に帰って紙の袋を開けてみたら、ソフトクリームのコーンカップの上に、さらにコーンのふたをしてある(写真)。
ふたをした状態でポリ袋に入れられてドライアイスが添えてあり、万一融けてもこぼれ出さないようにしてある。
こんなに丁寧に包んでもらって220円とは安いように思う。
喉が熱っぽくて体が欲していたソフトクリームは、まさに生き返るようなおいしさだった。
今回の症状が明日になっても回復しなければ、明日もまたソフトクリームのテイクアウトだ。
喉が直っても、ソフトクリームには病み付きになるかも知れない。
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