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2006/10/29

グラスの中から外に逃げた氷片の怪

061029_1519お昼に入ったレストランで、最初に運ばれてきたグラスの水。

何の変哲もない氷の入った「お冷や」である。

ふと、カリッという小さな音を立てて、グラスの中で異変が起きた。

氷片の一つが勢いよく水面から浮き上がり、そのままグラスのふちを乗り越えて外に飛び出そうとしたのである。

それだけでも、信じがたい光景であるが、氷片は半分ほどが外に出た状態で、グラスの渕にひっかかっているのだ(写真)。

巧妙に細工を施した氷片ならともかく、ツルツルしている普通の氷片がグラスの渕にひっかかって中ぶらりんの状態でいられるものなのだろうか。

ひっかかった氷片は、みるみるうちに融けてやせ細っていき、くちばしを上に向けている水鳥の頭のような形になっている。

やがて、氷片はグラスの渕のところから半分に割れて、水鳥の頭はテーブルの上に、コロンと落ちた。

誰も何の力も加えておらず、振動も風もないのに、水の中の氷がひとりでにグラスの渕を乗り越えて、外に逃げ出したことになる。

僕は超能力やオカルトは信じていないが、この氷片の行動は奇奇怪怪だ。

どのような物理的な力が働いたために、このようなことが現実に起こったのか、科学的に説明がつくはずだとは思うが、さまざまな偶然の要素が重なって起きた現象で、再現実験は困難であろう。

世間で語られる超常現象のたぐいも、複雑な物理的・化学的な作用がからまり合って、一見したところありえないような不思議な現象として出現するのだろうと思う。

061029_1814この話には続きがある。

目の前で起きた不思議な氷片のふるまいは、吉兆か凶兆か。

茶柱が立つと良いことがある、と昔から言われているので、お茶の葉ではなくて氷ではあるが、やはり良いことの前兆ではないだろうか。

と思いつつ、この店で会計を済ませた後、クジをやっているのでどうぞ引いて下さいといわれ、引いたら「アタリ」が出た。

やったあ。500円のお買物券をゲットだ(写真)。

魔法の氷片のご利益に違いない。これを皮切りに良いことが続きますように。

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2006/10/23

愛用のフォントがパソコンから消えた理由は

Photoパソコンにはさまざまなフォントが入っているが、僕がフォントを選ぶのは、DVDのジャケットを作る時か年賀状を作成する時のいずれかだ。

今日は久々にDVDのジャケットを作ることになり、タイトルや日付などを書くフォントを選ぶ段になって、これまで僕が最もよく使っていたお気に入りのフォントが消えていることに気づいた。

ジャケットを作るソフトのフォント選択窓から消えているだけでなく、パソコンのコントロールパネルからフォントを見てみると、これまであったフォントが大幅に消えて種類が少なくなっている。

僕が以前使っていたWin98では、フォントが次々に消えていって種類が少なくなっていくという異変がたびたび起こった。

この時はネットで調べていって、Win98によく発生するトラブルであることが分かり、ネットに書かれている対処法に従って、パソコンをセーフモードで立ち上げてから電源を切り、改めて起動させると消えたフォントが復活した。

今のパソコンはWinXPだが、やはりフォントが消えるトラブルが発生するのだろうかと思い、ネットで見てみるとWinXPでも発生することがあるらしい。

その場合の対処法はいくつか書かれていて、まず手っ取り早いのはパソコンのファイル検索でttfCacheというファイルを探して、これを削除すれば復活するという。

しかし、なぜかこの名前のファイルは、隠しファィルも含めて検索したのに見つからない。

セーフモードで立ち上げてから電源を切り、改めて起動させれば、WinXPの場合もこれでフォントは復活するという書いてあるサイトもあったので、おそるおそるセーフモードで立ち上げてやってみたが、消えたフォントたちはいずれも戻らない。

フォントはなぜ消えたのか。ナゾを解くためには、僕が愛用していて消えたフォントの名前を突き止めなければならない。

この記憶があやふやでフォント名の割り出しは難航したが、ようやくのことで、これは富士ポップおよび富士ポップPという名前のフォントであることが分かった。

そこでネットで調べてみると、これは富士ソフト社から発売されている「筆ぐるめ」に入っているオリジナルフォントであることが判明した。

ほかにも僕のパソコンから消えた数々のフォントはすべて、「筆ぐるめ」に付属して入っているフォントであることも分かった。

フォントが消えた理由は、あっけないほど単純なもので、僕が3カ月ほど前に、全く使用していない数々のソフトをバッサリと整理してアンインストールし、その時に「筆ぐるめ」も削除したのが原因だった。

「筆ぐるめ」は最初からパソコンに入っていたのだが、僕はいつも「筆王」を使っているので、削除しても支障はないだろうと思ったのだ。

数々のフォントはすべてパソコン本来のフォントだと思っていて、まさかソフトの削除とともにフォントもごっそりと消えていくとは思ってもみなかった。

原因が分かったので、パソコンに付属していたアプリケーションソフトのDVDから「筆ぐるめ」のプログラムをインストールし直し、これで富士ポップ(上の写真)を始めとする消えたフォントたちはすべて元通りに戻ってきてくれた。

今回の教訓は、「使っていないソフトでも、削除は安易にやってはならない」という点であろう。

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2006/10/21

昨夜の火事は放火と断定

061021_1356昨夜の火事から一夜明けて、現場では警察・消防による出火原因の捜査が進められ、その結果、最も被害を受けた和菓子屋さんの乗用車(写真)に、何者かがタイヤの数箇所に火をつけたのが原因による放火事件であることが分かった。

この地域では昨年来、夜中の放火事件が相次いでおり、昨年11月には今回の火災現場から200メートルほど離れたところにある木造アパートが放火され、棟続きになっている布団屋さんの店舗もろとも全焼している。

昨夜の放火で災難を被った和菓子屋さんの話によると、出火当時、店舗兼工場の2階には夫婦が就寝の準備をしていたところで、表で人の叫び声がするので何だろうと思っていたら、煙が充満してきて火事であることに気づき、表に逃げた。

店舗兼工場の裏には物置小屋があり、その中に13歳の愛犬を飼っていて、カギをかけていた。

夫婦は犬を助け出そうとしたが、小屋は火の海で手のほどこしようがなく、火の手は広がっていった。

この火災で、犬は黒こげになって死亡した。この犬はほんの2時間ほど前の夜10時ころに散歩をさせた後、小屋にいれたばかりだった。

店舗と同じ棟にある和菓子屋さんの工場は全滅し、表通りに面した店舗も煙と放水で営業不能の状態となった。

小屋のさらに裏隣のアパートにも火が回って半分が焼けた。

放火の状況について警察などが調べたところでは、犯人は乗用車と小屋の間の狭い隙間に入り込み、人通りのある表通りから見えないように隠れて、タイヤの数箇所に火をつけたらしい。

昨夜の火災現場で、警官たちがヤジ馬たちの写真を次々にデジカメで撮影していたのは、この地域で放火が頻発していることに加え、火の気のない物置付近から出火していることから、この段階ですでに放火の可能性が高いと判断していたためだろう。

去年11月の布団屋さんといい今回の和菓子屋さんといい、店舗は人通りの多い表通りに面していて、犯人はそのすぐ裏に回って放火するという大胆な手口だ。

同一犯人なのか模倣犯で複数の犯人がいるのか分からないが、検挙にまさる防犯なしである。

一刻も早く犯人を逮捕してもらわないと、夜もおちおち眠れない。

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シンデレラタイムの火事

061021_0045午前零時になったのを合図のように、けたたましいサイレンの洪水。

外を見ると、黒煙が空を覆っている。火事は近いようだ。

寝るところだったのを急ぎ着替えて外に飛び出すと、表通りにはたくさんの消防車がかけつけてきている最中で、大騒ぎだ。

金曜の深夜とあって、大勢のヤジ馬が歩道を埋めている。

火事は和菓子屋さんと隣の電気屋さん、その裏側の建物にも延焼したようだ。

「この中に110番した方はいますか」とヤジ馬に向かって叫ぶ警官。「私がしました」という男性がいて、警官がその時の様子を詳しく尋ね始める。

一方では、2人の警官が手分けして、現場に集まっているヤジ馬たちの写真をデジカメで撮影している。

もし放火だった場合には、ヤジ馬の中に放火犯がまじっている可能性が高いからだろう。

僕もバッチリとヤジ馬姿を撮られた。

遅まきながら上空にはヘリも飛んできた。

このシンデレラタイムの火事で、久々にブログを更新した。

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2006/10/05

「かもめ食堂」の小林聡美って「転校生」の?

Kamome4半月間もひいていた風邪がようやく治ってきたので、レンタルショップで「かもめ食堂」のDVDを借りてきて見た。

何の予備知識もなしに見始めたのだが、冒頭から、このサチエという主人公の女性を演じているのは誰だろうか、と非常に気になった。

そこで、DVDをいったん停止させて、ネットでこの映画のキャストを見てみた。

小林聡美、とある。ふーん、僕の知らない女優だなあ。それにしても、似たような名前の女優がずいぶん昔にいたような気がする、と思った。

映画はとてもよく出来たいい映画で、オールフィンランドロケということもあって、異国で食堂を切り盛りするサチエの生き方が、作り物とは思えない自然さで見るものを引き込んでいく。

見ているうちにふと、大林宣彦監督の尾道三部作の一作目、「転校生」で、心と体が男子中学生と入れ替わってしまう女の子を演じていた印象的な新人(?)が、確か小林聡美というような名前じゃなかったかと思い出した。

しかし、「かもめ食堂」のサチエはまだ若くて、ヘルシンキのおばちゃんたちから「子どもなの?」と言われるくらいの年齢だ。

かたや「転校生」の方は、大林監督の「さびしんぼう」や「時をかける少女」よりももっと前だから、ざっと20年以上は昔の作品だ。

同姓同名の女優ってこともあるのか、と不思議な気がしたが、それ以上は深く考えもしなかった。

「かもめ食堂」を見終わって、これはミドリこと片桐はいりや、マサコこともたいまさこという性格も雰囲気も全く異なる共演陣との絶妙なコンビネーションもさることながら、なんといってもサチエの前向きで、そして他人にやさしいキャラが映画全体を支えているのだと感じた。

サチエはさっぱりとしていてキップがよく、ボーイッシュな感じさえあり、ネチネチ・ウジウジ・ナヨナヨしていない。

そこで、あらためて小林聡美についてよくよくネットで見てみると、なんとこれは「転校生」の小林聡美と同じ女優ではないか。

僕は最近はそれほど映画も見なくなっていて、どの映画にどの女優が出ているかなどについて、とんと疎くなっているが、あの転校生の女子中学生役が、いまやすっかりいい女になって、そして押しも押されもせぬ大女優になっていたとは、知らぬは僕ばかりのようで、己の無知に深々と恥じ入ったしだいだ。

さらに驚いたことには、小林聡美はあの三谷幸喜の奥さんになっているのだ。いやあ、世の中は僕の知らないことだらけだ。

「転校生」のラストシーンが鮮やかに蘇る。

入れ替わっていた体と心がようやく元に戻った二人が、片方の転校で別れる時、「さよなら、オレ」「さよなら、ワタシ」と叫びながら手を振り続ける。

あの時の女子中学生が20年後、フィンランドのヘルシンキで‥という流れを勝手に想像しながら見るのも悪くない。

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