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2006/10/23

愛用のフォントがパソコンから消えた理由は

Photoパソコンにはさまざまなフォントが入っているが、僕がフォントを選ぶのは、DVDのジャケットを作る時か年賀状を作成する時のいずれかだ。

今日は久々にDVDのジャケットを作ることになり、タイトルや日付などを書くフォントを選ぶ段になって、これまで僕が最もよく使っていたお気に入りのフォントが消えていることに気づいた。

ジャケットを作るソフトのフォント選択窓から消えているだけでなく、パソコンのコントロールパネルからフォントを見てみると、これまであったフォントが大幅に消えて種類が少なくなっている。

僕が以前使っていたWin98では、フォントが次々に消えていって種類が少なくなっていくという異変がたびたび起こった。

この時はネットで調べていって、Win98によく発生するトラブルであることが分かり、ネットに書かれている対処法に従って、パソコンをセーフモードで立ち上げてから電源を切り、改めて起動させると消えたフォントが復活した。

今のパソコンはWinXPだが、やはりフォントが消えるトラブルが発生するのだろうかと思い、ネットで見てみるとWinXPでも発生することがあるらしい。

その場合の対処法はいくつか書かれていて、まず手っ取り早いのはパソコンのファイル検索でttfCacheというファイルを探して、これを削除すれば復活するという。

しかし、なぜかこの名前のファイルは、隠しファィルも含めて検索したのに見つからない。

セーフモードで立ち上げてから電源を切り、改めて起動させれば、WinXPの場合もこれでフォントは復活するという書いてあるサイトもあったので、おそるおそるセーフモードで立ち上げてやってみたが、消えたフォントたちはいずれも戻らない。

フォントはなぜ消えたのか。ナゾを解くためには、僕が愛用していて消えたフォントの名前を突き止めなければならない。

この記憶があやふやでフォント名の割り出しは難航したが、ようやくのことで、これは富士ポップおよび富士ポップPという名前のフォントであることが分かった。

そこでネットで調べてみると、これは富士ソフト社から発売されている「筆ぐるめ」に入っているオリジナルフォントであることが判明した。

ほかにも僕のパソコンから消えた数々のフォントはすべて、「筆ぐるめ」に付属して入っているフォントであることも分かった。

フォントが消えた理由は、あっけないほど単純なもので、僕が3カ月ほど前に、全く使用していない数々のソフトをバッサリと整理してアンインストールし、その時に「筆ぐるめ」も削除したのが原因だった。

「筆ぐるめ」は最初からパソコンに入っていたのだが、僕はいつも「筆王」を使っているので、削除しても支障はないだろうと思ったのだ。

数々のフォントはすべてパソコン本来のフォントだと思っていて、まさかソフトの削除とともにフォントもごっそりと消えていくとは思ってもみなかった。

原因が分かったので、パソコンに付属していたアプリケーションソフトのDVDから「筆ぐるめ」のプログラムをインストールし直し、これで富士ポップ(上の写真)を始めとする消えたフォントたちはすべて元通りに戻ってきてくれた。

今回の教訓は、「使っていないソフトでも、削除は安易にやってはならない」という点であろう。

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