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2007/11/20

ドストエフスキーを2冊読む

Scan0101秋の夜長に、ドストエフスキーを2冊読んだ。どちらも、僕は初めて読む作品で、新潮文庫から文字の大きな版が出たことが、読んでみようという動機になった。

まず『死の家の記録』。これは、言うまでもなく、いったんは死刑まで宣告されたドスト自身の過酷な獄中体験を綴ったもので、小説の形式をとってはいるものの、貴重な体験ルポとして、作り物にはない生々しい描写と迫力に満ちている。

ここに描かれた囚人たちの人間模様、とりわけ食事や睡眠、入浴、病気、鞭刑など監獄生活の描写は、ドストにしては珍しく細部に至るまで精緻を極め、まるでブリューゲルの絵画を見るようだ。

囚人たちの間での金の貸し借りや、獄内で高利貸しを営む囚人の話。建前としては禁じられている酒を外部からこっそり持ち込んで獄内でウォッカの密売をする囚人たちの話などは、わくわくするほど面白い。

獄内で囚人たちが自主的に企画して実施した演劇公演のくだりも圧巻だ。

次から次へと登場してくるさまざまな囚人たちの、身の上話や生き様からは、人間というものを鋭く観察するドストの視線が伝わってきて、後に書き上げる多くの作品の主人公たちの萌芽が、これらの囚人たちに見られるのも興味深い。

ドストの多くの小説で、犯罪や裁判、監獄、刑罰などが大きなモティーフとして流れているのは、こうした自身の体験を通しての人間への深い洞察があることを、この小説は気づかせてくれる。

もう一冊は、『虐げられた人びと』。これは、不思議な老人と老いた犬の書き出しからして、読む者を小説内に引き込んで、読むのがやめられなくなる。

私(ワーニャ)が綴るナターシャとアリョーシャの恋愛関係を横糸とすれば、冒頭の老人とその孫娘のネリーの悲惨な人生が縦糸となって、物語はテンポよく次から次へと意外な展開になっていって、面白さという点ではドストの中でもカラマーゾフに次ぐのではないか、と僕は思う。

このネリーという少女は強烈な印象を読む者に与え、最後に明かされるドンデン返しが衝撃的だ。

登場人物はそれほど多くなく、『白痴』や『悪霊』のような長大で難解なところもなく、読みやすくてしかも読後感の良い傑作としてお勧めだ。

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2007/11/18

テスト

テスト
新しいケータイによるモブログのテストです。

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新しいケータイによるモブログのテストです。

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2007/11/17

ソフトバンクの920SHを一番乗りでゲット

071117cimg22781今日発売されたソフトバンク・モバイルの新機種920SHを、新宿の量販店に開店と同時に行って一番乗りでゲットしてきた。色は5色あるが、事前のネットでの前評判通り、シルバーがいい感じだ。

僕のケータイ歴は、ドコモの2機種を経て、04年にボーダフォンの801SHに乗り換え、05年に903SHに買い増しした。今回はその流れを引き継いで、ソフトバンクの920SHへの買い増しだ。

海外からの写真付きモブログができることが、僕がケータイに求める絶対条件で、今回の920SHは、大きくて見やすい3.2インチの液晶画面、320万画素のカメラ、薄さ18ミリ、重さ123グラム(これまでの903SHは140グラムだった)というスリムな軽さ、どれを取っても、現在望みうる最高の機種だろうと思う。

071117cimg22751
もっともネットでは、国際ローミングが出来る初めてのシャープ製AQUOSケータイで、ワンセグが鮮やかに見れることが評判を呼んでいる。ワンセグはなかなかきれいだが、僕が外出先からワンセグで地デジを見ることは、よほどの大きなニュースでもない限りは、まずないと思う。

前回の買い増しの時には、機種変ということで3万円前後の購入代が必要だったが、今回はスーパーボーナスとホワイトプランを組み合わせて、これまでたまった1万ポイントも有効利用することにして、正真正銘の0円で買うことが出来た。

まだ慣らし運転の段階だが、文字入力と変換、写真の精度、送信のしやすさ、などは非常にサクサクといって、心地よい。

写真の縦位置と横位置が、送信した場合にちゃんと正しくなっているかどうかを、いろいろテストしてみたところ、最初はうまくいかず、縦のものが横になったり、横のものがさらに90度転倒していたりと、なかなかコツが飲み込めなかった。

ようやく、縦のものは縦に、横のものは横に正しい位置で写真を送るノウハウが分かってきた。

こういうことは、写真付きモブログをする場合に極めて重要な点なのだが、説明書にはそのあたりのことが触れられていない。

何度も試行錯誤を繰り返しながら、自分で探っていくことこそ。それが上達への最も近道だということなのだろう。

ともあれ、明日からこの新機種を使いこなしていくことが、大きな楽しみである。

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2007/11/13

一昨日の火事の写真が朝日新聞に載った!

071113_14241一昨日未明に僕の家の真裏で発生した木造アパート炎上の写真を、「読者の写真」として朝日新聞にメールで送ってみた。

写真センターの担当者から「記事が東京版に出稿されるというので、写真もそちらに出しておきます。紙面に掲載される場合、提供者の名前はどうしましょうか」と問い合わせがあり、僕は「名前は出しても出さなくてもどちらでも構いません」と答えたら、「死者が出ている火災なので、名前は出さずに読者撮影としておきましょうか」と言うので、「そうして下さい」と返事をした。

僕は、休刊日明けで紙面が窮屈になっているので、写真は入らないかも知れないな、と思っていたのだが、今朝の東京版を開いたら、僕の撮影した写真がちゃんと掲載されていた。

突発的な事件事故に遭遇してシャッターを切れる機会は、めったにあるものではない。今回は、たまたま家の真後ろの建物の火災で、消防が到着する前の激しく炎上する様子の一部始終をビデオに撮影して、そのビデオから静止画を切り出して、生々しい写真となった。

撮影している時は、小雨が降る中をパジャマにガウン姿でベランダにしがみつき、手がすべってカメラを下に落とさないようにと必死で撮り続けていた。

この炎の下で、住人の女性が犠牲になったと後で知って、心が痛む思いがするが、仮に犠牲者が出ていることを知っていたとしても、やはりこのようなケースでは撮影するしかなかっただろうという気がする。

ヤジ馬根性といってしまえばその通りかも知れないが、会社を辞めて10年にもなるのに、30年間の会社勤務で培われたDNAは、まだまだ骨にしみ込んで残っているに違いないと、ほろ苦い感慨に浸っている。

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2007/11/11

真夜中、裏手に隣接する木造アパートが炎上

Photo_2

昨夜、といっても日付が変わって今日の午前1時過ぎのことだ。

僕はもうフトンの中に入って、そろそろ寝入りばなというころ、ドーンという大きな音がした。

何だろうと思っているうちに、何人かの人の声が聞えてきた。切羽詰まったような声だ。

ベランダのカーテンを開けて外を見たが、普段は見えているビルや家々の明かりが全く見えない。

よほどひどい雨か濃霧だろうかと思いながら、サッシ戸を開けて仰天した。

猛烈な黒煙が、外から部屋の中に入り込んできた。ビルの明かりが見えないのは、この煙のためだ。

ベランダから真下を見下ろして、さらに驚愕した。

うちの建物のすぐ裏手で、スレスレに隣接している木造アパートが、いままさに炎上しているところなのだ。

「火事ですよ~」「火事だよ~」という叫び声が、あちこちで行き交っている。

消防車はまだ到着していない。

僕は、とっさにビデオカメラを取り出してきて、ほとんど真上から見下ろすアングルで、火災の様子を撮影する(写真は、撮影したビデオから切り出した静止画)。

やがて、消防車が次々にかけつけてきて、消火活動を始める。

火事は40分ほどで鎮火し、周囲にたくさんの家屋や集合住宅がある中で、延焼は幸いにして食い止められた。

今朝は、消防と警察による現場検証が行なわれた。

詳しいことは分からないが、鑑識や捜査のひとたちがたくさん来ているところをみると、不審火だったのか、とも思う。

このあたりは、数年前から不審火が続いていて、表通りに近い木造家屋が集中的に狙われている。

僕がブログに書いただけでも、去年10月の和菓子屋さんの火事、一昨年11月のアパート火災があり、季節や時刻、表通りとの位置関係などが、今回の火災と酷似している。

今回は、たまたま風が弱かったこともあって、近所への延焼は避けられたのだが、こんなことが続くようでは、夜もおちおち眠れない。

検挙に勝る防犯なし。捜査当局は一刻も早く、犯人を挙げてほしいものだ。

追記:あとで分かったことだが、このアパート火災で、2階に住んでいた69歳の女性が死亡し、ほかに女性1人が重傷を負ったという。火事の怖さを改めて知る。亡くなった犠牲者の冥福を祈って合掌。

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2007/11/07

「地球カレンダー」のTBSラジオCMが銀賞受賞!

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今年6月27日のブログで、僕が表サイトに作成していて本にもなっている「地球カレンダー」の骨子が、TBSラジオの環境キャンペーンCMに採用されて同30日夜に放送される、という話を書いた。

そのTBSラジオのCMがこのほど、社団法人日本アドバタイザーズ協会第47回「消費者のためになった広告コンクール」で、ラジオの「21秒以上」の部の銀賞を受賞した。

銀賞がどれほどスゴイことかというと、金賞は松下電器産業のCM1本で、銀賞はこのTBSラジオのほかに、味の素と全中(JA)の計3本。

銅賞は5本あって、その中にはキリンビールや朝日新聞社などが入っている。つまり、簡単に言うと、「地球カレンダー」の骨子を採用したTBSのCMは、キリンビールや朝日新聞社のCMよりも高い評価をいただいた、ということなのだ。

受賞したCMは、ラジオCMとしては比較的長い80秒という時間の中で、音楽とともに流れるナレーションで、地球カレンダーのアウトラインを説明し、地球カレンダー上で12月31日の午後11時37分に誕生したばかりの新参者の人類が、わずか23分の間に地球に大きなダメージを与えてしまっている現実を、静かに切々と訴えている。

(ちょっと照れるのだが、このCMの冒頭には、僕の実名もフルネームで出てくる)

地球カレンダーのデータが、このように大きな役割を果たすことが出来たのは何よりであり、これをきっかけにさらに多くの人たちや企業、関係機関などが、この地球カレンダーを改めて見つめ直してほしいのものだと切に願っている。

地球カレンダーは、このブログの左サイドバーでも紹介しているので、興味のある方は、ぜひ表サイトのページや、ごま書房から出版している本を手に取ってご覧になっていただきたい。

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