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2007/11/13

一昨日の火事の写真が朝日新聞に載った!

071113_14241一昨日未明に僕の家の真裏で発生した木造アパート炎上の写真を、「読者の写真」として朝日新聞にメールで送ってみた。

写真センターの担当者から「記事が東京版に出稿されるというので、写真もそちらに出しておきます。紙面に掲載される場合、提供者の名前はどうしましょうか」と問い合わせがあり、僕は「名前は出しても出さなくてもどちらでも構いません」と答えたら、「死者が出ている火災なので、名前は出さずに読者撮影としておきましょうか」と言うので、「そうして下さい」と返事をした。

僕は、休刊日明けで紙面が窮屈になっているので、写真は入らないかも知れないな、と思っていたのだが、今朝の東京版を開いたら、僕の撮影した写真がちゃんと掲載されていた。

突発的な事件事故に遭遇してシャッターを切れる機会は、めったにあるものではない。今回は、たまたま家の真後ろの建物の火災で、消防が到着する前の激しく炎上する様子の一部始終をビデオに撮影して、そのビデオから静止画を切り出して、生々しい写真となった。

撮影している時は、小雨が降る中をパジャマにガウン姿でベランダにしがみつき、手がすべってカメラを下に落とさないようにと必死で撮り続けていた。

この炎の下で、住人の女性が犠牲になったと後で知って、心が痛む思いがするが、仮に犠牲者が出ていることを知っていたとしても、やはりこのようなケースでは撮影するしかなかっただろうという気がする。

ヤジ馬根性といってしまえばその通りかも知れないが、会社を辞めて10年にもなるのに、30年間の会社勤務で培われたDNAは、まだまだ骨にしみ込んで残っているに違いないと、ほろ苦い感慨に浸っている。

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