フィレンツェからのモブログ06・シエナ編
シエナでは、マンジャの搭から下りたあと、搭に続いているプッブリコ宮(市庁舎)の市立美術館で荘厳なフレスコ画の数々を鑑賞。
ついでカンポ広場から曲がりくねった細い道を伝って、ドゥオーモへ。このドゥオーモは、フィレンツェのドゥオーモとは全く異なって、過剰なほどの装飾をまとった堂々たるゴシックに、驚かされる。
外装も内部も、白と黒の縞模様で溢れていて、クラクラして目が回りそうになる。
内部には、別室になった「ピッコローミニ家の図書室」があって、ここの壁や天井いっぱいに描かれたピントゥリッキオ作のフレスコ画が、別世界のように爽やかだ(写真=フラッシュは禁止だが撮影は可)。
その後は、別棟にあるドゥオーモ付属美術館で、ドゥッチョの「荘厳の聖母」などを見て回る。
この美術館は、狭い螺旋階段を通って屋上に上がることが出来、マンジャの搭とはまた違ったアングルからシエナの街を見渡すことが出来る。
あちこち歩き回ったり、沢山の階段を登ったりしてお腹が空いた。途中の店でフォカッチャを加熱してもらってテイクアウト。なだらかな傾斜になっているカンポ広場に腰を下ろして、それをパクつく。
シエナの街は、カンポ広場に始まってカンポ広場に終わる。
BANYUU
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