フィレンツェからのモブログ13
今日のフィレンツェは、朝から雨が降り続いている。こういう日は、街をぶらぶらと散策するには不向きで、建物の中でゆっくりするに限る。
そこで朝一番にピッティ宮にあるパラティーナ美術館を訪れる。ラファエロやティツィアーノの清楚な佳作がたくさんあって、ウフィッツィ美術館ほど広くはないので、気にいった作品を、時間をかけてゆっくり見て回った。
外に出たら雨はやや小降りになっている。どの通りも傘の花であふれている。
フィレンツェの街には、建物の中だけでなく、通りに面した外壁にも、立派な彫刻が随所に見られる
写真は、外壁の四面に14もの彫刻が飾られいてて、フィレンツェらしい雰囲気を醸し出しているオルサンミケーレ教会。
彫刻は14世紀から16世紀の作品で、長年に渡って雨風にさらされ、痛みがひどくなっているという。今日も傘を差す観光客のそばで、外壁の彫刻たちは雨に打たれっぱなしだ。
BANYUU
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