フィレンツェからのモブログ20
今回のフィレンツェ旅行中に、列車に乗って周辺の都市まで足を延ばしたのは、シエナ、ピサに続いて、今日のアレッツォが3回目になる。
僕は、地下鉄は別にしてヨーロッパの鉄道に一人で乗り降りしたのは、実のところ今回が初めてだ。
それまでは、鉄道の旅は難しいような気がして、ちゃんと乗って帰ってくることが出来るだろうかと、不安があったが、案ずるより産むが易しで、何事も経験してみるのが一番だ。
日本と最も異なるのは、どの駅にも改札口がないことで、だれでも自由にホームに出入り出来るし、発車前なら車両の中に立ち入ることも可能だ。
車内検札は、来る時も来ない時もあったが、検札が来た時に乗車券を持ってなかったり、日時を刻印してなかったりすると、目の玉が飛び出るくらい高額な罰金を払わなければならず、言い訳は通用しないというから、悪いことは出来ない。
このほかの点では、今回延べ6本の列車に乗っただけの経験から言えることは、ホームのアナウンスや発車ベルはまったくなく、次の停車駅を知らせる車内放送すらない。乗るも降りるも、すべて自分の責任ということが、徹底しているようだ。
写真は、僕がアレッツォから乗ってフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅に着いたばかりの列車。このあとは折り返しでローマ行きとなった。
BANYUU
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