「地球カレンダー」の本が環境緑化新聞で紹介
僕がごま書房から出版している「サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー」の本が、環境緑化新聞(東京・インタラクション社、月2回発行)の7月1日号で、詳しく紹介されている(写真)。
この環境緑化新聞は、どのくらいの読者数があるのか分からないが、1973年7月15日創刊と書いてあり、この号が610号となっている。ということは、35年の歴史を持つ環境問題の老舗メディアということになる。
紹介記事は、「教育現場や企業の環境研修などでも活用したい」と結んでいて、洞爺湖サミットを前にした絶妙のタイミングでの記事となっている。
温暖化をめぐる議論はこのところ、排出権取引の些細な仕組みをめぐる駆け引きにすり替えられてしまって、問題の本質から大きくそれてしまった感がある。
それに加えて、地球環境問題が最大のテーマとなるはずだった洞爺湖サミットは、原油高騰と食糧危機という2大パニックの前に立ちすくみ、温暖化防止の議論すら吹き飛びかねない状況になっている。
こうした中で、空港か駅などでちょっとしたテロもどきの爆発でも起きれば、マスコミの関心は一気にテロに流れてしまって、サミットの議論の中身さえもが、上の空になってしまいかねない。
表面的な侃々諤々に右往左往することなく、ここはじっくりと「サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー」のページを開いて、地球にとって人類とは何なのか、46億年の時の流れに思いをはせてみるのも一興ではないか。
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