WindowsXPにメモリを増設してパワーアップ
僕が使っているパソコンは、富士通のWindowsXPで2003年5月に買って5年以上になる。
量販店の店頭に並ぶWindowsのパソコンは、どれもいまはVistaになっているが、僕はXPのままで不便を感じることもないし、買い替えたいとは思わない。
僕がVistaにしない大きな理由は、僕が使っているさまざまなソフトの多くは、Vistaに対応しておらず、またVistaに対応するバージョンアップの予定もないことだ。
さらに、僕が登録してよく使っているネットサービスの中には、Vistaに対応していないところが結構たくさんあり、Vistaに買い替えた場合に、こうしたネットサービスも利用できなくなる。
というわけで僕は、マイクロソフト社がXPのサポートを終了する2014年までは、このままXPを使い続けていくつもりだった。
ところが、思わぬ問題が生じてきた。それは現在使っているウィルス対策ソフトをバージョンアップしなければならない、という点だ。
僕が使っているのは、トレンドマイクロ社のウィルスバスター2006だ。このサポートが形の上ではすでに去年末で終っており、実際にはまだ自動更新が続いているが、いつ打ち切られてもおかしくないのだ。
2006の使用環境は、メモリが128MB以上なので、僕のパソコンのメモリ256MBで十分に余裕があった。
ウィルスバスターの2007は、必要メモリが250MBというので、まずはとりあえずギリギリのところで2007に無料バージョンアップした。その2007のサポートも、今年12月末で終る予定になっている。
そこでウィルスバスター2008または最近出たばかりの2009にバージョンアップしなければならないのだが、これらの使用環境は512MB以上のメモリが必要ということで、僕のパソコンには入れることが出来ない。
いま店頭に並んでいるVistaのパソコンの多くは、2ギガのメモリが普通で、これに比べたら僕が使っているパソコンのメモリは、わずか8分の1でしかないのだ。
しかし、前述したようなワケによって、僕はまだVistaには買い換えたくない。そもそも、ウィルス対策ソフトだけのために、ほかは何の問題もなく使えているパソコンを買い換えるのは、壮大なムダであろう。
結局、現在使っているXPに、メモリを買ってきて自分で増設する、という方法で切り抜けることにした。
パソコンの機種との適合性をネットで詳細に確認し、バッファローの512MBのメモリを買って、マニュアルを見ながらドライバーでパソコンのメモリスロットを開け(写真)、既存のメモリの隣にセットする。
取り付けは、簡単なようで難しく、試行錯誤の末にようやくカチッとセットできた。マイコンピューターのプロパティを見てみると、メモリは736MBに増えていて、増設は成功!
あとは、ウィルスバスター2009に無料バージョンアップして、一件落着となった。
メモリを増設してパワーアップしたXP。これで2014年までは十分使えそうだな。
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