Firefox2とFirefox3を別プロファイルで共存
僕が普段使っているブラウザはFirefox2だったのだが、このバージョンのサポートが去年12月で終了してしまい、新しいバーションのFirefox3にグレードアップしなければならなくなった。
これまで、Firefox3については2度インストールしてみたのだが、いずれもブックマークがうまく引き継がれずに、多くの重要なブックマークが脱落していたり、ナビゲーションツールバーに「戻る・進む」の項目が表示されないなどの不具合が多く、結局、面倒な手順を踏んでFirefox2に戻していたのだ。
しかし、サポートの終了したFirefox2をいつまでも使い続けるわけにもいかないので、ネットでいろいろ調べた結果、Firefox2は現在のままに保持しつつ、新たにFirefox3を別フォルダに、そしてここが重要なのだが、別プロファイルでインストールすることにした。
この手順については、Mozillaの公式サイトの中の「Firefox 2 と Firefox 3 の併用」が分かりやすい。また、Windows XP で Firefox 3 と Firefox 2 を共存させる方法というサイトも参考になった。
上書きではなく、まっさらなプロファイルでFirefox3を導入したわけで、当然のことながら、ブックマークもまっさらな状態である。
Firefox 2のブックマークを、共存させたFirefox3にも引き継がせるには、2のプロファイルの中身をコピーして3のプロファイルに上書きするという手もあるようだが、プロファイルをいじるのは怖いので、やりたくない。
そこで、Firefox 2のブックマークを「ブックマークの管理」のメニューからエクスポートして自分のパソコンに一時的にコピーし、そのファイルをこんどはFirefox3のブックマークにインポートする、という方法を試みた。
これで、両方のFirefoxのブックマークは同じ内容になった。
別フォルダ、別プロファイルなので、Firefox2とFirefox3を同時に立ち上げることも可能だ(写真)。
このようにして、少しずつFirefox3を使い慣らしていって、最終的にはFirefox3を完全に普段使うブラウザにしていこうと思っているのだが、真っ先に直面したのが、Firefox3のナビゲーションツールバーにあるロケーションバーの右端の、小さな▼マークの煩わしさだ。
この▼マークにカーソルをあてると、自分が最近アクセスしたサイトがずらりと表示されて、一つ一つデリートして消しても、すぐに復活して表示を消すことが出来ない。しかも履歴をクリアしても、履歴の保管のチェックをはずしても、この表示は全くの別者で消えない。
いろいろ調べてみると、この機能はスマートロケーションバー というもので、Firefox3から登場したものというが、まったくのお節介機能でユーザーには極めて不評らしい。
この機能を停止させ、▼マークにカーソルを置いても、何も表示させないようにする方法は、Mozillaのサイトの中のスマートロケーションバーを無効にする方法に書いてある。難しいようだが、書いてある説明通りの操作をすると、きれいに何も表示されなくなる。
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