大暑過ぎゆきてお年玉を貰ふ
衆院もようよう解散し、日食騒動も終りて、すずろに一息つきたるこのごろ、とうと忘れおりしことをふと思い出しき。
今年のお年玉付き年賀はがきの当選番号を、余は未だ点検したらず。もしや、交換期限を過ぎたるにやあらむ。
調ぶりてみなば、危うきところなりしが、交換期限は七月二十七日となりたりて、かろうじて間に合ふべし。
とはいへども、一枚も当たらざりしかば、期限に間に合ふらむとて何の意味のあらむや。
ねっとで番号を調ぶれば、四等の切手しーとが二枚当たりたりき。さっそく郵便局に行きて、貰ひてきたり。
大暑も過ぎにし後、季節外れのお年玉にてはあるが、毎年のことながら、ささやかに嬉しきものなり。
さるほどに、つらつら考えみれば、あと三箇月と一週間ほど経ちなば、来年二〇一〇年の年賀はがきの発売ならざらむや。
来年の干支は何ならむや。今年が丑なりければ寅にこそあらめ。
年賀状の絵柄を如何にせむか、そろそろ考へねば、など思ひなやめるは、いかに心ばやなる余にても早過ぐるなりや。
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