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2009/11/30

ばくだん丼を食らひて、名前の由来を詮索す

0911302今年の夏過ぎぬるころより、余の食の嗜好しだいに変はりたり。

昼食には、以前ほど肉類摂らぬやうになり、魚介や野菜関係にぞ軸足の移れる。

最近、わりとしげく食するは、ばくだん丼てふ物騒なる名の食べ物なり。

丼飯の上に、生卵、とろろ、納豆、オクラの、ねばねば、ぬるぬるを一手に盛り込み、マグロの漬け2切れと海苔の載りてあり。

見るだに精力付くやうなる取り合わせにて、血気盛んなる若きころに食しなば、身を持て余すこと必定ならん。

余のごとき枯山水めきたる身には、むしろ老化防止に丁度良からむ、とぞ覚ゆる。

何故に、ばくだんなるやと調ぶれば、そもそも居酒屋には、ばくだんなるメニューの、ねばねば関係を一緒くたに盛りたるありて、そを丼飯の上に載せたればこの名付きたるらし。

昔、余が童なるころ、家にて夕食におでんを食らひしこと、いくたびかありき。その折、ばくだんなるおでん種ありしをいまも忘れず。

余の記憶、さだかにてあらぬが、油揚げなる巾着の、餅や卵なんどのさまざまな具入りたるを、ばくだんを呼びしやうに記憶したり。

しかるにいまネットにて調ぶれば、おでん種の、鶏卵または鶉卵を魚のすり身にて包みたるを、ばくだんと呼ぶとの説明多し。

余は、ふくろ、もしくは巾着と呼ばれる種のことを、ばくだんと勘違ひせしにや。

されどネットの中には、「油揚げの袋の中に餅や卵を入れたるをばくだんと言ふ」といふ説明も健在なり。

して得たり。こは余の記憶違ひにあらず。余が昔食せしばくだんは、やはり具の多き巾着にて、中に何の入るらむと、開くるが楽しみなりき。

けふ食らひしばくだん丼、なかなか美味にして、いまさら精力付くべき身にはあらねど、こころなしか血潮の騒ぐやうな心地するは、物狂ほしきことなれや。

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2009/11/19

深夜、電蓄の電源独りでに入りて切ること能はざる怪

0911193奇怪なることのありつるものかな。

深夜に消灯せんと暗くしたるに、部屋の奥に赤々と光る二つのランプあり。

何ごとの点灯せるやと見れば、電気蓄音機の電源ランプぞ光れる(写真)。

こはステレオコンポなんどと云ふやうなものにあらずして、LPやEPなどのレコードを聴かんがための、レトロなる電蓄なり。

余はここ数か月、電蓄の電源入れしことなく、この日も電蓄周りのものに触れたる覚え全くなし。

いかで電源オンとなりしや。独りでに電源の入りけること、在り得るにや。

驚きはこれに留まらず。あなや、電源を切らむとすれど、電源切ることえ能はず。

そもそも電源スイッチのオフなる位置にて、電源ランプの点灯せらるるなり。

スイッチひとたびオンにして、オフに切り替へたれば、ランプ消ゆるらんとて、何度か試みたれども、微動だにすることなく、点灯せるままなり。

いかようにても電源切ることの能はざるは、げに恐ろしきことなり。

こが電蓄なるはまだ危険少なからんが、電熱器や電気ストーブなどの勝手にスイッチ入りて、切ること能はざれば、火災にもつながりぬべし。

電源ランプ入りたるを放置して就寝するわけにもゆかず、重き家具をかろうじて動かすなどしてコンセント抜き、からくもランプの消ゆるを得たり。

コンセント差し込めば、依然としてスイッチの位置オフなれど電源ランプ点灯する状態、いまなほ変はらず。

怪なり、奇なり、不可思議なり。

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2009/11/14

ショップ99がローソン100に早変はりせり

0911141けふは土曜日なりとて、新聞折込のチラシ、すこぶる多し。

おおかたは新築マンションなど不動産関連なるが、中に「ローソンストア100北新宿店 11/14オープン」と書かれたるチラシあり。

いずこに開店せるやと、チラシに書かれたる地図見れば、あろうことか、こは余の膝元も膝元、まこと真下の店舗に他ならず。

昨日までショップ99なりける店の、一夜にして看板架け変はりて、ローソン100にぞ変身しける(写真)。

店中に入りて見回せば、照明などまばゆく付け替へられ、商品の並べ方もさまざまに新たになりたるが、基本的には昨日までありける店の延長と見ゆ。

顕著なる相違は、店名示すやうに、99円の品々の消費税込み104円なりけるが、なべて1円上がりて税込み105円に変わりたることなり。

ネットでしたたむるに、99円均一を売り物とせるショップ99チェーンは、ローソンの早くより食指を伸ばしたりけるが、去年TOB成立なりて連結子会社と為しけるとぞ。

地元民にとりては、良き品々を廉価にて提供すなれば、店名はいずれにても構はぬことなり。

先月6日には、この真向かひに新たなるスーパー「オリンピック」開店して連日賑ひたり。

オリンピックとローソン100とは、品揃へも価格帯も異なれば、競合の果てに共倒れすなる恐れはよもあらざるべし。

これらのショップの末長く共存共栄を為し行かば、余の老後はすこぶる便利の様にして、いかでか安泰ならざらんや。

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2009/11/05

デパ地下で豪州牛肉買ひしに、海老の入りける謎

0911051デパ地下の食品は、おおむね値段高ければ、余の買ひ求むる機会、はなはだ多からず。

さるに、某デパ地下は時にスーパーより安かること、あまたたびありて、余はおりおり覗きたり。

けふは、このデパ地下にて、豪州産牛肉の赤身中心にていと安きを買ひ求めき。

レジ係りの女性、余の牛肉を袋に入れむとするに、何やらをすばやく箱から取り出だして、ともに袋に入れにけり。

保冷剤などにやあらむと思ひしかど、この売り場にては、各々の客のレジを通過せしのち、自らボックスの保冷剤を取り入るる決まりなり。

さても不思議なることかなといぶかりつつ、やがて袋を開けて中身をしたためければ、牛肉のパックの上に、十センチほどの生の海老一尾入りたりて鎮座ましませり(写真)。

こはいかなるにや。プレゼントなれば、さなりと説明もあらばこそ。

改めて店内の貼り紙なんど見渡せど、買い物すなる客に海老を差し上げむとは、いずこにも書かれざり。

今朝方、このデパ地下のチラシの新聞折込に入りしを思ひい出て、チラシ見直せど、海老のこと、いずこにも見当らず。

余が安き豪州産牛肉をやんごとなきさまに求むるを、レジの女性いと哀れみて、入れてくれ給ひけるにや、とも覚ゆれど、よもあらざることなるぞよ。

この海老いかようにて食ふべきや。牛肉とともに煮むも、おぼつかなし。

たかが海老一尾、されど海老一尾。期せずしてゲットしたる海老なれば、悩ましきこと、ひとしきりなり。

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