夏風邪にてダウン、暑さの中の悪寒は処置なし
夏風邪をひきて、ダウンせり。
寒き季節には、風邪やインフルエンザにかからぬやう、温かくして気をつけたるに、暑さの中の風邪はいかにも処置なくして、体にこたへるなり。
喉の痛みに始まりて、「あなや、こは、やられたるにや」と覚ゆる間もなく、たちまちにウヰルスは呼吸器全域を蝕みおりて、咳、痰、鼻水、全身の倦怠感なんど、なすすべあらぬ様となりぬ。
体温は35度9分と、余の平熱よりはつかに高めなり。
体の熱ぽくなりたると思ふや、たちまちに寒気に襲はれたりて、暑かりけるにや寒かりけるにや、自分にても分からぬ怪しの体調になむなりたる。
つひに、かかりつけ医を訪れて、4種類の薬を貰ひて来たり。
医者の言ふやう、「この先、熱の出たりければ、レントゲン撮りつべし」とぞ。
家に戻りたれば、室温はいでや34度にもなりたりけるを。
冷房入ればやと思へど、夏風邪に冷房は障りあるにやと懸念す。
されど、暑さの中、汗は滝水の如く流れ出で、いかにも堪らざるなれば、ネットにて夏風邪の折のクーラーの可否につきてなむ、調ぶりてみたる。
「冷房の適温なれば、むしろ体力消耗防ぐためにも必要なる」とぞある。
これにてお墨付きを得たる心地して、やうやうクーラーなむ入れつる。
夏風邪のウヰルス、とく体内から追い出しつらむ、と願ひて止まぬ夏至の日なりけり。
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