灼熱の日々続くも、空はさやかに秋立ちぬ
日本列島は北から南まで、連日、灼熱の猛暑続きたるも、けふは立秋なり。
暑さの中、いかほどのこともせざるに、一日一日の、いみじう疾く過ぎ往きて、気がつけば、誰そかれ時となりつること多し。
ケータイのカメラにて、都心の立秋を、一枚の写真にて切り取ることの能ふなるや。
すずろに撮りてみたるがこれなり。
耳を澄ませば、あちらこちらから、さまざまな鳥の鳴き声ぞ聞こえたりける。
カラスともハトとも異なる声は、何てふ鳥なるや。
このころは、蝉時雨も、聞かぬやうになりたり。
さ云へば、蜻蛉の飛ぶも久しく見ざることかな。
明日も明後日もその後も、残暑のすこぶる酷きことの続くとぞ。
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