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2010/09/30

けふの万歩計、凛と10000歩なりけり

100930a余は日日に、一万歩をありくことを旨として、万歩計ぞポケットに入れたる。

されど猛暑の日や強雨の折は、一万歩のいみじう難くして、5000歩に満たぬ日も数知らず。

ひたぶるに歩きたりけると覚ゆる日も、やうやう7000歩から8000歩なれば、上出来なるを。

けふは、歯医者に往きて帰る道すがら、三越のジュンク堂にて新刊なんど、もろもろ手にとりて、見るだけにて贖はざりき。

さて、家に戻りて万歩計見れば、こはいかにや、凛と10000歩きっかりになりたるぞ。

はつかに足らぬことや、余れること、これまでも、あまたたびあれど、10000丁度なるを見るは初のことなり。

歩行距離なむ6.50キロと表示されたるは、余の歩幅の65センチにて設定したるに由れる。

9月も晦日にて明日から10月てふ、区切りの日に、キリ番ならぬキリ歩数を踏みたるは、運良き心地ぞする。

こは、何ぞの佳きことある徴にや。

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2010/09/25

三菱地所の東新宿再開発とベルリンの壁

1009251aけふは、ひたぶるに秋めきて寒さの身に沁むるなり。

ベランダから見やる新宿の街並みに、このところ真東の遥かなる方、大型クレーンの4基立ち上がりて、なにやら巨大なるものの建設の進みたるらし。

昼過ぎから日のさしたるに、散策日和なると思ひて、その建設のところになむ、ありきて尋ね往ける。

明治通りの東側、地下鉄東新宿駅わたりの広大なる一角に、大規模なる再開発の、すでに20階ほどの高さまで鉄骨の築かれたるを見たり。

こが、三菱地所による新宿6丁目の日テレ跡地再開発にこそあらめ、と覚ゆ。

三菱地所の新宿進出、すでに新宿の西の端なる青梅街道沿い、北新宿2丁目にて第1弾の再開発ビル建設進みたりて、東の新宿6丁目の再開発ビルは第2弾とぞ。

こちの再開発、32階建て賃貸住宅を中心とせるS地区と、20階建てオフィスビルを中心とせるN地区とに分かれ、いま建設の進みたるはS地区の高層棟なり。

S地区とN地区を合はせたる名称は、三菱地所によりて「新宿イーストサイド」となむ命名されたりける。

イーストサイドとは、いづくにてか、聞き覚へのあるやうなる心地ぞする。

さなり。おぼろけながら、思ひ出でたるは。

Photoドイツはベルリンの東側に、歴史の証人とていまなほ、1.2キロに渡りて保存の図られたる「ベルリンの壁」ぞ、「イーストサイド・ギャラリー」と名付けられたる。

このギャラリーなむ、1989年の壁崩壊後の90年から、21箇国100人以上のアーチストの手によりて、政治風刺なんどの絵やイラストの描かれたるオープン美術館なる。

壁崩壊から20周年の2009年には、世界中からあまたのアーチスト集ひて、汚れたりける絵の修復作業行なわれたりけるとぞ。

ベルリンのイーストサイドの重さを思ふに、新宿のイーストサイドのいかにか平和ならざらむや。

秋の陽に イーストサイドの 輝り映へて
           哀しみの壁 夜霧に黙す

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2010/09/18

やうやう秋めきて、新宿の街にスパイダーマンも

1009182aひところの猛暑、やうやう収まりたりて、新宿の街は熊野神社の例祭ムードに沸けり。

ホコテンとなりたる裏通りには、いづこの店の企画にや、スパイダーマンの現はれたりて、後方宙返りなんどのパフォーマンスなむ繰り広げたる。

その通りには、車道いっぱいに、あまたの屋台やテーブル、椅子の並びたりて、食べ物の焼ける美味しげなる煙漂ひたり。

余も牛肉の串焼き、食ひたしとは覚ゆれども、さきに秋刀魚食らひたる時に歯の仮ブリッジ外れたるを思ひ出でて、ぐっと我慢す。

歯のブリッジの処置、遅遅として進まず、目下は、抜きたる歯の隣の歯の土台ぞ新しく作り替へて、3本を更なる仮ブリッジにて繋ぎたる。

あくまで仮なるによりて、またもや外れむことの無きにしもあらず、と当の歯科医自ら云ふ。

当初の予定にては、9月中にブリッジ完成せむとのことなるに、この進捗見れば、10月に大きくずれ込むことは必定ならむ。

いつものことなるが、歯の治療スケジュール、当初より1、2箇月遅れむは常なるを。

今回も、10月中に終はりなば、良しとすべきにや。

かくて、すずろなるままに詠めるやう。

屋台呼び 蜘蛛男舞ふ 秋の日に
          腹減るも歯は 仮の浮き橋

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2010/09/11

昨日付けし歯の仮ブリッジ、サンマ食らひて崩落

100911a先月17日に抜きたりける歯の治療なむ、昨日、その両側の歯の被せ物取り外し、3本の歯に跨る仮ブリッジ装着しつるところまで漕ぎ着けたる。

次なる予約日は16日とて、歯科医からは「その間、通例なる食事とりて問題なけれど、極端に硬き物は避けるべし」と云はるる。

通例の食事にて構はぬとは云え、軟らかめのものこそ良からめ、と思ひて、今日の夕食は、またまた秋刀魚焼きて、大根おろしとともに食はむとす。

さるを、秋刀魚の身食らふうち、がりりと異音して、いかなるにや、硬き物ぞ噛み砕かむとしたる。

怪しと覚ゆるに、口の中より取り出して見れば、あなや、昨日装着したりける仮ブリッジの、まるごと外れたるは。

オー・マイ・ガッド!

しばし、外れたる残骸のブリッジ、矯めつ眇めつ眺めたりて、呆然とす。

さるにてもあらねば、残骸、水洗ひしてティッシュに包みたり。

歯医者に疾く行きて、付け直して貰ひてむや、と気は急くものの、折り悪しく明日は日曜なり。

鏡にて、ブリッジ外れたる箇所見れば、跡地はグラウンド・ゼロとなりて、こは、まさに余の9.11なるぞかし。

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2010/09/09

ラヂヲの歌は楠トシエ歌ふ「サンマ・サンバ」とぞ

終戦から間もなき時代、NHKラヂヲからあまたたび流れたりて、余の記憶に残れるサンマの歌のこと、4日のブログにて綴りたるが、こは1953年、三木鶏郎(トリロー)の作詞作曲なる「サンマ・サンバ」とぞ判明したる。

歌の流れたる番組は、「日曜娯楽版」てふ番組の、1947年から1952年6月まで続きたりて鋭き社会風刺で話題集めたるがありけるに、そが後継番組とて1954年まで放送されける「ユーモア劇場」なる番組とぞ。

歌ひたるは、おもに楠トシエなるが、中村メイコの歌ふこともありけるらし。

YouTubeに、楠トシエ歌ふ曲のあるを見つけたれば、ここに貼りておきたし。

歌詞を全文掲載す。

サンマ・サンバ 作詞・作曲 三木トリロー

手なべさげても あなたとならば
狭いひと間の アパートぐらし
人目があったって サンマを焼けば
ちょうちょうなんなん けむの中
ベントのおかずも サンマ (アラ)あちらのうちでも サンマ
こちらのうちでも サンマ やすくておいしい サンマ サンマ
サンマったら サンマったら サンマったら サンマ

にくい目覚し ジリリとなれば
行かざなるまい おつとめぐらし
会社に遅れ 課長がよんでるが
スタコラサッサと けむにまく
ジワジワ焼けてく サンマ (アラ)男のやもめに サンマ
醤油をかけろよ サンマ 長くてでっかい サンマ サンマ
サンマったら サンマったら サンマったら サンマ

遊びたいのは 年頃なのよ
ダンスホールに スケート 映画
ハンサムボーイと ランデヴーも いいけれど
ちょいと パパ ママ むけったいのよ
プンプンにおうよ サンマ (アラ)ビタミンAなら サンマ
だんこんおろしで サンマ ほねまでくおうよ サンマ サンマ
サンマったら サンマったら サンマったら サンマ


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2010/09/08

土砂降りの雨に、ゴム長靴の心地良きなり

100908a東京は一箇月ぶりの雨となりぬ。

昼過ぎ、土砂降りの中、外出せむとするに、革靴にては足元の水浸しとならむも必定なると覚ゆ。

靴箱の中、仔細に探るに、いかなる時に求めたりけむや、真新しきゴム長靴なむ一足現れ出でたり。

思ふに、10年ほど昔、やはり台風の中を帰省しけることのありし折、地元にて贖い求めたりて一度のみぞ履きたりけるものらし。

けふは、こを履きて電車に乗れり。ズボンの裾なむ、長靴の内側に入れたる。

いささか歩き難きところはあれど、足元の雨のまたく気にならず、いと履き心地良きものなるぞ。

周り見渡すに、大雨なるを、みなひと常なる短靴にて、ゴム長靴履きたる者おらず。

東京の人は、ゴム長靴のダサさを嫌ふにや。足元ずぶぬれとなりても、一向に平気の様なるは、うたてげなり。

余は子どものころより学生時代まで、雨の日はいつもゴム長靴履きたりけるものなるを。

ひさびさに、ゴム長靴の感触味はひて、これぞアナログの極みなると云ふ気のする。

生き物はなべてアナログなる存在なり。人間は生き物なり。

ゆゑに、人間はアナログにこそ安堵するものならめ。

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2010/09/04

せめてもの秋とて、8日続けて秋刀魚を食らふ

100904a9月も4日なるを、けふも東京は、35度超す猛暑日なり。

秋はいづこに消えつるにや。

せめても味覚にて秋をあぢははむとて、余は連日、秋刀魚ぞ食らひたる。

今年は秋刀魚の不漁にて高値なると云へども、スーパーを訪へば、パック入りの塩焼きなむ、198円にて売り出したる。

出来合ひのパックも美味なるに、余がこのところ拘りたるは、生の秋刀魚贖ひて、家にて焼きたるままに、大根下ろし添へて熱々を食することなり。

近くのスーパーにては、生秋刀魚1尾128円なり。

生秋刀魚の入荷なき時は、解凍秋刀魚の1尾88円にて売りたりて、これも鮮度なむ生秋刀魚にさほど劣らざる。

瓦斯レンジの魚焼きオーブングリルにて、秋刀魚焼きたるに、いかなる仕組みにや、煙のまたく立ち上ることのあらざるこそ、げに不思議なりけれ。

秋刀魚の歌と云へば、佐藤春夫の「さんま苦いか塩っぱいか‥」のあまりにも世に知られたるに、余が思ひ出すは、昔子どもの頃にラヂヲにてよく流れたりし歌謡曲なるぞ。

題も作詞者も定かにてあらぬが、「大根おろしにサンマ 安くておいしいサンマ‥」てふ、繰り返しのフレーズのみぞ心に残りたる。

当時はラヂヲもNHKのみなりて、この歌はよく流れたれば、子ども心にきと焼付けられたりけり。

歌ひたるは男の歌手なりけり。

この歌のこと、いくばくなりとも知りたばやと思ひて、ネットにて検索せるに、つゆも手がかりなきは、いかなることぞ。

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