けふの万歩計、凛と10000歩なりけり
余は日日に、一万歩をありくことを旨として、万歩計ぞポケットに入れたる。
されど猛暑の日や強雨の折は、一万歩のいみじう難くして、5000歩に満たぬ日も数知らず。
ひたぶるに歩きたりけると覚ゆる日も、やうやう7000歩から8000歩なれば、上出来なるを。
けふは、歯医者に往きて帰る道すがら、三越のジュンク堂にて新刊なんど、もろもろ手にとりて、見るだけにて贖はざりき。
さて、家に戻りて万歩計見れば、こはいかにや、凛と10000歩きっかりになりたるぞ。
はつかに足らぬことや、余れること、これまでも、あまたたびあれど、10000丁度なるを見るは初のことなり。
歩行距離なむ6.50キロと表示されたるは、余の歩幅の65センチにて設定したるに由れる。
9月も晦日にて明日から10月てふ、区切りの日に、キリ番ならぬキリ歩数を踏みたるは、運良き心地ぞする。
こは、何ぞの佳きことある徴にや。
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