取り溜めたるミニDVをDVDに保存せむとて
パナソニックのビデオカメラ、「つゆがつきました」のメッセージ消ゆることなく、一切の作動不可能となりて寿命とぞ思ひけるに、問題は1999年より撮り溜めつるminiDVテープの、20本余りになるを、如何にすべきや。
先日と同様に再度、レンタルのカメラ借りむことも考へたれど、1泊2日のレンタル、2度繰り返へさば、レンタル料は9千円を超すべし。
ならば、いっそ中古のカメラ贖ひて、やうやうとDVDレコーダーにダビングし、必要なるものをDVDに焼きゆかば、返却期限に追はるることなく、落ち着きて作業すること能ふにや、とビクターのminiDVのカメラぞ、ネットにてゲットしたる(写真の左下)。
いでや、価格は9千円ほどにて済みたるぞよ。
このカメラにて、ミニDVの映像、DVDレコーダーにぼちぼちと取り込み始めたるに、ラベルに記載なきテープ少なからずして、ダビングはテレビ画面にて内容を見ながらの遅遅たる作業となりぬ。
ラベルに撮影年月の書かれたるは、まだましなりて、なんぞの記載もなくて真更なるラベルのもの数本あり。
中には再生すれど早送りすれど、撮りたる中身の何もなくて、こは未使用のテープならむと結論するもあり。
かたや、ラベルに何の記載もなきテープの中には、撮りたることだに記憶にあらずして、撮影後、初めて見ゆる映像も、あまた収録されおりて、ダビングしつつ画面を見ゆけば、10年ほど昔にタイムトラベルしたる心地ぞする。
教訓として肝に銘ずべきは、撮影したる後いかに面倒なりとも、撮影日とその内容は、手間を惜しむことなく必ずラベルにメモしつべし、とこそ。
撮影用のカメラを今後、いかにすべきかは、大きなる検討課題なり。
今回ゲットしたりける中古カメラにて、今後もミニDVに撮り続くるや、はたまたハードディスクに記録するタイプの新しきカメラぞ、3万円程度にて贖ふべきや。
8ミリビデオカメラからミニDVカメラに切り替へし昔もさなりけるが、記録メディアの移行期は、ユーザーにとりて、ひたぶるに悩ましき時期なるぞかし。
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