« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011/08/30

NHKが我が家のベランダより眺望撮影

110830

ちかごろ余の近辺にては、いみじきこと、いろいろと続きて起こりたり。

26日昼下がり、うちのマンションに、はではでしく落雷ありて、エレベーターなむ初めて停止したるに、夜9時ころやうやう回復せる。

翌27日は、一生の思い出となるらむ素晴らしき祝祭の宴に列席す。濃縮された時間のきらやかな流れと、非日常空間のきよらにして、さやけき様、げに夢の如し。

その余韻の醒めやらぬけふ、玄関のチャイム鳴る。

インターホン取りて聞けば、「NHKのディレクターにて候ふが、こはオーナー様にて候ふや」てふ。

ディレクターてふ言葉に興を持ちてドアを開け、「オーナーにはあらずも、いかなる用件なるや」と問へば、答へて云ふやう。

「番組に使用せむとて、北新宿わたりより超高層ビル望める光景、収録したく、このマンションの屋上からの眺め最適なりと見て、突然なるが、かやうに参り候ふ」とぞ。

屋上に上ること、管理組合に話通せば、容易ならむ、なんど説明するうち、ディレクター氏の云ふやう。「屋上ならずとも、こちらのベランダより高層ビルの望めるならば、こちらにて収録するも良しとこそ覚ゆれ」

名刺をいただきて、ベランダに案内すれば、「いでいで、ここからの光景、最適なるものを。とく撮影をばご許可願ひたく候ふ」と云はれ、余は「承り候ふ。いかなりとも、撮影されたし」と応じたり。

やがて撮影機材なんど運び込みて、3人のスタッフによりて、さまざまの角度から高層ビル方面を撮影していきたり。

番組は、日曜の朝8時25分からの「サキどり」で、けふ撮影せる映像は、北新宿で子育て支援する男性高齢者たちの話をまとめた番組に使用せむとぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/26

落雷により、エレベーター動かず修理も能はず

110826aけふは、外出して帰宅せむとするに、大粒の雨のいみじう降り始め、間一髪にて家に駆け込めり。

その直後より、激しき雷雨、東京を襲ひて、高層ビルも近隣の建物も、おぼろに霞みてほとど見えず。

雷鳴轟きて、あちこちに落ちぬる様、いと恐ろしき心地すれど、いづこに落ちたるや、定かには知らず。

さるを、夕刊の配達の、例ならず遅きに、いかで、と玄関のドア開けて見れば、いでやエレベーターの止まりたりけるは。

エレベーター管理会社に電話して聞けば、落雷によりて故障したるらしとの連絡の、マンションの管理組合よりありて、作業員の修理にむかひたるとや。

しばらくするに、屋上に作業員の昇りて、作業せむとする様子、音にて伺へるも、やがてありて、その音も止みぬ。

夜になりても、エレベーターの復旧したる様子なく、作業はいかに進みたるやも不明なる。

非常階段を降りて、1階の掲示板に、状況の説明なんど張られたるやも、と思へど、再び階段を上り戻ること、うたてしとて、情報なきまま家の中に居れり。

せめて、明日の朝刊の配達までには、復旧して動くやうにならまほし、とこそ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/23

新宿の老舗店に、ひた寄する時代の波

1108231a新宿の中にて、変貌著しき西口や南口に比べ、のびやかなる構へにて、昔の面影留めたる東口一帯は、紀伊国屋書店、伊勢丹本店、新宿中村屋、新宿高野なんど、あまたの新宿文化人育み来たりける老舗なむ多く並び居れる。

その老舗にも、昨今の時代の波、ひたひたと押し寄せたりけり。

印度カリー発祥の地てふ新宿中村屋は、建物の老朽化による改築に向け、10月19日を持ちて休業せむとの貼り紙なむ出でたる。

休業期間は3年後の平成26年秋までとぞ。

その間のレストラン営業は、新宿高野6階に仮店舗設けて続くるとや。

新宿高野6階には平成14年より、なだ万アプローズてふ創作和食の佳きレストランありけるに、こは8月末にて閉店すなると聞き、跡はいかならむと、ゆかしく思ひつるに、がてんなるぞかし。

1108232aけふ、新宿通りから伊勢丹に入らむと行けば、店舗休業日の札かかりたり。

伊勢丹本店ぞ、いみじかりし昔は水曜日ごと定休日なりて、三越の月曜日、小田急の木曜日とともに、定休日を週の平日に分散はかりて共存しつる。

さるを、百貨店同士の大競争時代迎へ、いつしかどの店も定休日廃止に踏み切りて、通年営業当たり前となりたる期間の長らく続けり。

伊勢丹の定休日復活なむ、大震災・原発事故の影響受けたる節電対策の一環なるとや。

とりあへず今回は8月のみの措置なりて、次回の定休日は30日の火曜日なるらし。

ひさびさに見ゆるデパートの定休日もまた、のんびりと社会のありやう考へる機会と思へば、これもまた良し。

8月のみと云はず、このまま火曜日定休を続くるとも、さほど不自由はなからむ。

他のデパートもなべて、週一回の定休日復活させなば、都市の光景も少しは落ち着きを取り戻すにやとこそ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/15

5年ぶり、運転免許証の更新に往きて来たり

110815bけふは5年ぶりに、運転免許証の更新手続きなむ、して来たる。

前回の更新は、2006年の同じき8月15日なりき。

あれから、はや5年もの歳月の経ちぬるにや、とただ驚くのみなるは。

その日のブログ見れば、余はかく書けり。

「前回、更新せるは21世紀の最初の年、2001年なりき。その時も、けふと同じき8月15日に更新に行きたりけり。それより1箇月も経たざるに、同時多発テロぞ、世界の様相、まるで変へてしまふとは、たれか予想したる。次の免許証更新なむ、5年後の2011年のことなるぞ。これよりの5年間、世の中、如何に変はりたりけるにや」

さなり。この間に、世の中は異次元に突入せる如く、ぼろぼろに変はり果てたるぞかし。

大震災から5箇月の経ちてなほ、猛暑の中、8万7000人の避難生活続けるとや。

放射能汚染の拡大は、陸も海も空もなく、ひたぶるに数十年は消へざる毒となりて、生きとし生けるものを脅かし続くらむ。

よくよく見れば、新しき免許証の中味もあちこち変はりたりけり。

余はいつの間にか、普通免許から中型免許になりぬ。この5年間、一度も運転せざる身に、8トンまでとは云へ、中型車の運転すること能ふるはずのあろうかは。

本籍の記載消へて、ICチップにのみ記録されたるとぞ。

この次、5年後の更新なむ、2016年のことなる。

リオデジャネイロ五輪の年にして、5年なんどこそ夢のやうなる速さにて経過して往かめ。

その時、世の中、いかなる様相を呈すらむ。

原発事故は収束されつるにや。政権は自公なるや民主なるや、はたまた想定外の連立となりつるにや。

首都直下地震や東海・東南海・南海の巨大連動地震は、起こりたるにや、迫りたるにや。

情報端末やデジタルの世界は、いづくまで突き進みたるぞ。

余は次回もまた、きっと8月15日に更新に赴かむとこそ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/12

年に一度、墓参前日に食す昔ながらの支那そば

110812a

けふの東京駅ぞ、お盆で郷里に帰らむとする帰省客で、身動きもままならぬ混雑なりける。

余は新幹線に乗りて、故郷の新潟にやって来たり。

着くやいなや、まずは一目散に、街の中心部にひそかに佇むちさきラーメン屋に向かふ。

店の名は、三吉屋てふ。「昔そのものの味」と店の入口になむ、ちさく書かれたるに違わず、昔ながらの支那そばの味、頑強に守り続くる唯一の店なるぞかし。

客の途切れる時間帯なき人気店にして、入店待ちの客の一人や二人の外に居るは常なれど、いでや、けふは表に10人ほどが並び待てるは。

メニューは、ラーメン600円とチャシューメン700円、およびそれぞれの大盛りがメーンなり。麺は極細の縮れ麺で、スープは醤油の僅かに入りたる薄き塩味なり。

余がラーメン食らふは、年にただ一度、墓参の前日に、三吉屋に来る時のみなり。

世間広しと云へど、ここのラーメンに勝る味こそ、いづくにもなしと覚ゆれ。

こは、新潟の街中から、ケータイにてモブログで書ける。

BANYUU

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/06

ヒバクの夏の夜空焦がせる遠花火

110806夜になりて、いづくよりか、かすかなる音の聞こへて来たり。

ぽぽん、ことこと、ぽんぽん、とととん、ぽ、ぽ、ぽ。

ベランダの戸を開けて外を見れば、高き建物の横に半ば隠れるさまに、遠花火ぞ望める。

いでや、けふは神宮花火の日なりや。

昔は高き建物の少なきに、神宮花火はベランダ越しに、いみじう全景を見ることの叶ひけるものを。

遠花火は、ひたぶるに音の静やかにして、爆ぜるよりも一呼吸置きて、ぽぽんと鳴るがいとをかし。

けふは広島原爆の日なり。

フクシマ原発から放出されたる放射性物質なむ、ヒロシマ原爆の20個分なるぞ、とけふの天声人語に書ける。

原発とは、緩慢なる原爆なり。

原爆とは、急激なる原発なり。

重力と加速度が等価にして、観測上、区別するすべのあらざるが如く、原発と原爆は等価にして区別するすべは存在せず。

被爆と被曝もまた等価にして、区別することの能はずなるぞかし。

遠花火 ヒバクの夏の 夜を焼けり


 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »