落雷により、エレベーター動かず修理も能はず
けふは、外出して帰宅せむとするに、大粒の雨のいみじう降り始め、間一髪にて家に駆け込めり。
その直後より、激しき雷雨、東京を襲ひて、高層ビルも近隣の建物も、おぼろに霞みてほとど見えず。
雷鳴轟きて、あちこちに落ちぬる様、いと恐ろしき心地すれど、いづこに落ちたるや、定かには知らず。
さるを、夕刊の配達の、例ならず遅きに、いかで、と玄関のドア開けて見れば、いでやエレベーターの止まりたりけるは。
エレベーター管理会社に電話して聞けば、落雷によりて故障したるらしとの連絡の、マンションの管理組合よりありて、作業員の修理にむかひたるとや。
しばらくするに、屋上に作業員の昇りて、作業せむとする様子、音にて伺へるも、やがてありて、その音も止みぬ。
夜になりても、エレベーターの復旧したる様子なく、作業はいかに進みたるやも不明なる。
非常階段を降りて、1階の掲示板に、状況の説明なんど張られたるやも、と思へど、再び階段を上り戻ること、うたてしとて、情報なきまま家の中に居れり。
せめて、明日の朝刊の配達までには、復旧して動くやうにならまほし、とこそ。
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