立冬の昨日は初暖房、けふは初加湿器ぞ
毎年のことながら、暦の上なる四季の始まりのうち、最も実感と合致するは立冬なるぞかし。
立春は2月の初めにて、こは寒さの底なり。
立夏は5月のGW直後にて、やうやう新緑の季節となりぬる時期、風のさはやかにして心地よきころぞ。
立秋は8月、夏の甲子園開幕のあたりにて、炎暑のピークにほかならず。
しかるを立冬は、冬将軍のこの時を待てりとばかり、強き寒波に見舞はれること、しばしばにして、北の国々からは雪の便り相次ぐ。
昨日の立冬、暦通りの寒さ受けて、余はつひに今冬の初暖房をぞ入れたる。
暖房のみ入れたれば、空気の乾燥、ひたぶるに喉を直撃したるやうに覚へて、けふは初加湿器なむ作動させたる。
暖房に加湿器とくれば、電力使用もかさむらめと思へども、体調には替へ難し。
冬の訪れ急迫にして、今年も残り50日ほどとなりぬ。
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