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2012/12/21

朝日新聞号外にて振り返る2012年 その3(追補)

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12月12日 兵庫県尼崎市なる連続変死事件で逮捕されたる角田美代子容疑者、県警本部内の留置所にて自殺を図りて死りたり。角田容疑者の周辺にては、親族らの変死や行方不明の相次ぎおりて、前例なき大掛かりなる凶悪犯罪と耳目を集めたりけるに、核心握る人物の自殺防ぐこと能はざりし警察の責任問ふ声のあまたあがりたるも、げにとこそ。


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12月12日 4月に人工衛星打ち上げに失敗せる北朝鮮、年末になりて再度の打ち上げ予告せるも、一時は技術的理由にて延期なりやとの観測も流るる中、突如として12日朝に発射したる。人工衛星の軌道に乗りたること、米国航空宇宙防衛司令部が確認したるとぞ。国際社会は事実上のミサイルにほかならずとして、反発の強まりゆくこと、なのめならず。


この日は、一日にうちに異なる2つの号外の発行さるる珍しき事態となりぬ。最初、朝日は角田容疑者自殺のみの号外配布せるに、北のミサイル発行のニュース、飛び込み来たりて、号外を出し直したり。新らしき号外ぞ、表面に北ミサイル、裏面に角田容疑者自殺を報じたる。
一日に2つの異なる出来事の号外の発行されたる例とては、36年前、ロッキード事件の激震続く1976年8月21日、まず橋本登美三郎元運輸相なむ取調べ受けまもなく逮捕との号外出たる。その後、甲子園なる高校野球選手権決勝にて、西東京代表の初出場、桜美林が強豪PL学園を延長戦の末、4-3で逆転したりて全国制覇果たし、東京のみなれど号外出たりき。

異なる出来事にはあらねど、1989年1月7日、「天皇陛下危篤」「天皇陛下崩御」「新元号は平成」の3種類の号外発行されたること、いまだ記憶に新しきことなるぞかし。

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2012/12/12

朝日新聞号外にて振り返る2012年 その1

今年も残すところ20日足らずとなれり。このブログの恒例なる「朝日新聞号外にて振り返る2012年」にて、今年1年を振り返りてみたし。

この年末恒例企画で紹介せし号外は、2006年が8件、2007年が4件、2008年は北京五輪金メダルあまたありて18件、2009年は10件、一昨年2010年は11件、昨年2011年は7件なりき。

今年は倫敦五輪あるも金メダルの少なきこと予想外にて、号外の数は13件に終わんぬ。

以下の日付なむ、号外の発行されし日付なる。


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1月1日 公証役場事件などで特別手配されつるオウム真理教元幹部の平田信容疑者、大晦日の深夜に丸の内署に出頭、警視庁は1日未明に本人と確認したりて逮捕せり。「気持に一区切りつきて出頭したる」と供述。元日に号外の発行さるるは、前代未聞のことなるぞかし。


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4月12日 花見の観光客で賑はふ京都・祇園の交差点にて、軽自動車の猛スピードで突っ込みたれば、歩行者7人が死亡、11人が重軽傷負ふ大惨事となりぬ。運転せる男も死亡し、てんかんの持病を申告せずに免許更新したりて、会社も病気を把握せざりしこと明らかに。患者団体らは偏見の助長を憂慮す。


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4月13日 北朝鮮が人工衛星なりとして、国際世論を無視して発射を強行せるミサイルが、分解して海に墜落、失敗に終わりぬ。この失敗を挽回せむとて、北朝鮮は今月、再度の打ち上げを予告せるも、技術的問題の発生したるさまにて、発射予定期間を一週間延長せり。見方の交錯する中、北朝鮮は一転、意表を突きて12日に発射を行ひたり。


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4月26日 資金管理団体の土地取引をめぐりて、政治資金規正法違反の疑ひで強制起訴されたる小沢一郎・民主党元代表に、東京地裁は無実の判決を下せり。その後、指定弁護士は控訴するも、東京高裁は11月、控訴を棄却、指定弁護士は上告を断念したりて小沢氏の無罪ぞ確定せる。3年以上に渡りてマスコミの騒ぎ続けたるは何事なりやと疑問の声も。


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6月10日 白昼の大阪・心斎橋にて、包丁持ちたる男が通行人を刺し、ミュージシャン兼プロデューサーの男性と、スナック経営の女性の二人が死亡したり。容疑者の36歳の男は、覚せい剤取締法違反なんどで逮捕と出所を繰り返すも、果てに生活に行き詰まり、「住む家も仕事もなし。人を殺せば死刑になるとこそ思ゆれ」と供述しけるとぞ。


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6月15日 オウム真理教事件にて最後の特別手配たる高橋克也容疑者なむ、東京・鎌田のマンガ喫茶に似たる男居れりとの通報受け、捜査員が身柄を確保、本人と確認されて逮捕さる。3月には同じく特別手配されたる菊地直子容疑者が逮捕、その後高橋容疑者が金融機関の窓口から金を引き出す映像なんどが公開されて、包囲網が狭まりつつありけり。

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朝日新聞号外にて振り返る2012年 その2

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8月2日 ロンドン五輪にて日本選手最初の金メダルに輝きたる女子柔道の松本薫に続き、体操男子個人総合にて、内村航平が日本選手2個目の金メダル獲得せり。この種目における日本選手の優勝は、ロス大会の具志堅幸司以来、28年ぶりとぞ。


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8月9日 ロンドン五輪、レスリング女子の63キロ級で、伊調馨が金メダル獲得したりて、日本女子の五輪競技初の三連覇達成せり。また女子48キロにては五輪初出場の小原日登美が金メダル獲得す。


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8月10日 ロンドン五輪、レスリング女子55キロ級にて、吉田沙保里が金メダル、伊調馨に続き日本女子の五輪競技史上二人目の三連覇達成となれり。吉田選手は9月、世界選手権にてレスリング史上初の大会10連覇、五輪と合はせて13連勝なむ達成したる。この偉業を称へて11月には国民栄誉賞贈られたり。
この号外の裏面にて、サッカー女子決勝でなでしこジャパンが米に破れ、銀メダルとなりたることも報じらる。


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8月12日 ロンドン五輪、ボクシング男子ミドル級にて村田諒太が金メダル。ボクシングの日本勢では東京五輪の桜井孝雄以来、48年ぶり二人目の金メダルとぞ。


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10月8日 今年のノーベル医学生理学賞に、さまざまな細胞になることの能ふiPS細胞の作製に世界で初めて成功したる京大の山中伸弥教授が決定せり。難病の仕組み解明や再生医療の実現への道を大きく切り開くものとして、世界中の研究者たちが凌ぎを削り、期待の高まること、なのめならず。


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10月25日 石原慎太郎・東京都知事が4期目の任期途中なるに急遽、新党を立ち上げて国会に復帰せむと辞職を発表。「太陽の党」を立ち上げるも、はつか3日で解党し、橋下徹大阪市長の率いる「日本維新の会」に合流して代表に就任す。石原代表は原発の存続が持論なるに、橋本市長の唱へたる脱原発は維新の会の政策から消し去れり。


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11月14日 野田首相は安倍自民総裁との党首討論にて、16日に衆院を解散したし、となむ電撃的に表明したる。民主党内の大勢は早期解散に否定的なるも、テレビ中継で全国民に約束する形での伝家の宝刀には抗しきれず、流れは一気に総選挙へとなだれ込みたり。維新、未来なんどの第3極も入り乱れての混戦でスタートしたるものの、各種世論調査にて自民圧勝・民主惨敗が予想さるるに、有権者の中にはシラケムードも漂ひたる。右向け右の勇ましき掛け声ばかりが高まる中、日本国民の運命やいかに。


【過去の関連記事】
朝日新聞号外にて振り返る2011年 その1
朝日新聞号外にて振り返る2011年 その2
朝日新聞号外にて振り返る2011年 その3(追補)
朝日新聞号外にて振り返る2010年 その1
朝日新聞号外にて振り返る2010年 その2
朝日新聞号外にて振り返る2009年 その1
朝日新聞号外にて振り返る2009年 その2
朝日新聞号外で振り返る2008年 その1
朝日新聞号外で振り返る2008年 その2
朝日新聞号外で振り返る2008年 その3
朝日新聞号外で振り返る2007年
朝日新聞号外で振り返る2006年

とっておき号外に見るあの時(1)-昭和の終焉
とっておき号外に見るあの時(2)-元号は平成
とっておき号外に見るあの時(3)-湾岸戦争
とっておき号外に見るあの時(4)-毛沢東の死
とっておき号外に見るあの時(5)-ロッキード事件
とっておき号外に見るあの時(6)-空の大惨事
とっておき号外に見るあの時(7)-樺美智子さんの死

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