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2019/04/22

ベランダの藤、爛漫

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ベランダの藤、いま満開となりぬ。

去年の春には、花芽の全くつかざる幾鉢かあれど、今年はみなみな艶やかに高貴に、あまたの花房付けたり。

行く春の 後ろを見せる 藤の花  一茶

藤の花房、揺れて初夏を呼ぶ。

品高き ここちこそすれ藤なみの なみにはあらぬ花の色かな 樋口一葉

清少納言の云ふ如く、藤の花はしなひながく色こく咲きたるいとめでたし。

 

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2019/04/16

春愁を想ふ

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  げにもえ分かぬ春愁の
  もつれてとけぬなやみかな
  君が無言のほほえみも
  見はてぬ夢のなごりなれ

  かくも静かに去りゆくか
  ふたつなき日のこのいのち
  うゑたる暇もひそびそと
  薄るるかげのさみしさや

  ああ青春は今かゆく
  暮るるにはやき若き日の
  うたげの庭の花むしろ
  足音もなき「時」の舞

  友よわれらが美き夢の
  去りゆく影を見やりつつ
  離別の酒を酌みかわし
  わかれのうたにほほえまん

  

      (三高行春哀歌より)

 

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