2006/04/17

コンパスを標準装備しているショルダーを買った

060417_1727僕はいつもショルダーバッグに、方位を指し示す小さなコンパス(磁気羅針盤)をつけて出歩いているという話を、3月12日のブログに書いたが、今日、新宿のバッグショップで、コンパスをアクセサリーとして「標準装備」しているショルダーを見つけて、思わず衝動買いをした。

野外用でもキャンプ用でもない、普通の街歩き用のショルダーなのだが、ちょうどいい具合に、お洒落なコンパスが付いている。

ジッパー付きの内ポケット、外ポケットもたくさんあって、さらにペットボトルやケータイを入れるスペースもあり、税込み3990円。060417_1722

これまで使っていたショルダーもポケットが多くて使い勝手が良かったが、ようやく春めいた暖かさになってきたので、このあたりで新しいショルダーに変えて気分一新といきたい。

ショルダーのアクセサリーとしては、実用性・利便性・ファッション性のいずれの面からも、コンパスに勝るものはないと僕は思う。

色違いの同じショルダーもあったので、そっちも買いたいくらいだ。

同じメーカーから、コンパス付きのトートバッグも発売されていて、それもなかなかカッコいいのだが、トートは大きくて、男の僕が使いこなすのは難しい気がする。

コンパス標準装備の新しいショルダーを幼稚園児風たすきがけにして、どこか見知らぬ遠い街をあてもなく歩いてみたくなった。

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2006/02/03

神隠しに遭ったマフラー

06-02-03_15-49昨年の12月、真冬のような厳しい寒さの中で、前の冬が終わる時にしまっておいたマフラーを取り出そうとしたのだが、これが見つからない。

いったいどこにしまったのか。およそ考えられるさまざまな場所を、すみずみまでひっくり返してみたが、どこにもないのだ。

東急ハンズの売り場で、一目ぼれして買ったグレーに黒の横じま柄で、とても気に入っていたのに。

あきらめきれずに、押入れの上の棚からスーツケースの中まで、再三に渡って探し回ったが、神隠しに遭ったように、マフラーは忽然と消えてしまった。

仕方なしに、ハンズに行ったが、同じ柄のものがあるはずもなく、やむを得ず別なマフラーを買って、厳冬をしのいでいた。

ところが‥

♪ さがすのをやめたとき みつかることも よくある話で

きのう、クリーニング屋さんに行ったら、店のおばちゃんが言うのだ。

「ちょっとねえ、持ち主が分からなくて困っているのがあるのよ。心あたりない?」

おばちゃんが店の奥から出してきたのが、クリーニング済みのビニール袋に入ったマフラー。

おお、これだ。これこれ。ずーっと探していたんだよ。

「あら、よかった。じゃ持っていって。ごめんなさいね」と、おばちゃん。

去年の3月からずっと店にあったのだという。

なんでいまごろになって、と不思議な気もするが、ともかくも出てきたことで、よしとするしかない。

神隠しに遭ったマフラー。節分を前に、鬼がそっと出してくれたのかも知れない。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「ヒューザーをコペルニクス的ばか者とは、卓越した表現」をアップロード)

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2006/01/25

マイシティ地下、女性洋品店のブタのおしりにドッキリ

06-01-21_12-361街を歩いていて、不思議なモノに出くわすことはよくあるが、これはいったい何だろうか。

新宿のマイシティ地下2階のファッションやブティックのフロア。

ここの3軒ほどの店の入り口に、ピンクのブタの置物がおかれている。

その置き方が、どの店もきまって、おしりを通路に向けているのだ。

ジーンズの店や水着の店など、いずれも若い女性向けの洋品店ばかりだ。

ブタちゃんについての説明はどこにもないが、その丸々とした健康そうなおしりを見ると、僕はなんだか男が見てはいけないものを見たような気になってしまう。

なんといったらいいのか、あの、その、一言でいうと、若い女性のハダカのおしりを連想させる艶めかしいエロチシズムを感じさせてくれるのだ。

いや、これは決してオジサンの妄想とばかりはいえまい。

なぜなら、この妖しいブタちゃんがいるのは、女性が体に、とりわけ腰から下に着用するものを扱う店ばかりなのだ。

それも、頭の方を通路に向けている時はなく、いつも決まってオシリを向けているのはナゼダ?(と、しだいにコーフンしてくる僕)

このブタたちの由来や狙いをなんとかシリたい、と思ってネットでいろいろ検索してみたが、分からない。

かといって、女の店員さんに聞くほどのドキョーはない。

かくなるうえはせめて写真でも、と勇気を出してケータイを向けて撮ったのが、右上の写真だ。

女性のオシリを撮ったわけでもないのに、僕の心臓は早鐘のように鼓動し続け、このままブタちゃんの前で卒倒してしまうのではないか、と思ったほどだ。

オーラを発して挑発するブタちゃんたちは、若いメスのブタに違いない、とオジサンは確信している。

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2005/07/03

度肝を抜く夏物バーゲンの喧騒と熱気

05-07-02_11-55この週末は、ボーナス直後の女性たちに狙いを絞った夏のバーゲンが大爆発。

どのファッションビルも申し合わせたかのように1日から一斉スタートしているが、新宿南口のルミネ1、2とその真ん中に位置するミロードは、バーゲンの最激戦地帯となっていて、どのフロアのどの店も、女性たちの熱気で大変な喧騒をかもし出している。

まず度肝を抜かれるのは、女性店員たちの呼び込みで、それぞれが目玉商品を手に掲げながらメガホンで叫び続けているため、フロア全体の音量は上がりっぱなし。「5割引き」「半額」という言葉は、とくにボルテージが上がっていて、オクターブ高い叫びになっている。

1つのフロアだけで何十人もの女性店員たちの黄色い声(こういう表現は女性差別だと思うのだが、ほかに言い方を思いつかない)が共鳴し合って、何か大事件でもおきたのではないか、と錯覚するほど騒然とした雰囲気だ。

女性店員の多くは、脚立の上に立ってメガホンで叫び続けていて、フロアのどこにいてもあらゆる店からの呼び込みがガンガンと聞こえてくる。

一方、女性客のほうはバーゲン慣れしているらしく、あわてず騒がず、すばやく自分のお目当ての服などをどんどんゲットしていく。

このレジ待ち行列がまた見ものだ。レジ待ち用の透明の袋にヤマのように夏物衣類を詰め込んだ女性たちの列は、通路にうねうねと長く延びて、「レジ待ち最後尾」のプラカードまで掲げられている。

どのフロアの客も店員たちも、99%が女だ。男性店員たちはどこへ行ってしまったのだろうかと思うほどだが、仕入れなど裏方の仕事をしているのだろうか。

男の僕から見ると、驚きと感動のバーゲンの熱気だが、これは日本経済が健全な証拠なのか、それとも逆なのか。

女性たちは待ちに待ったバーゲンだからこそ、欲しかったものをまとめ買いしているのであって、この期間を過ぎてしまったら、再び財布の紐を固く絞めてしまうのではないか、という心配も感じる。

バーゲンの盛況は、それ以外の時期の消費手控えと裏腹になっている可能性もある。

どこもかしこも女だらけの光景の中で、僕が不思議に思うのは、いったい男たちはどこで何をしているのだろうか、ということだ。

男たちは、いるのかいないのか。男たちは夏物衣類を買わないのか。買うけれども見栄をはって高いものを買っているのか。

僕? 僕はGAPかユニクロ、それに百均で、だいたい間に合っているけど。

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