2005/11/23

新たまごっち発売に長蛇の列、運良く入手!

05-11-23_16-21デパートに開店と同時に入ろうと思って行ったら、玄関に長い行列が出来ている。ほとんどが親子連れだ。

なんだろうと思ったら、たまごっちの新しいバージョンの発売日なのだそうだ。

たまごっちといえば、もう9年も前に僕の職場の女性たちの間で流行っていたことを思いだす。

10時の開店と同時に、玄関に並んでいた大勢の人たちが、一番近い3基のエレベーターめがけて殺到する。

フロアに転倒する者も出るが、みなおかまいなしで、エレベーターにギュウギュウ詰めで入り込む。

たまごっちの売り場は9階らしい。僕は別の階に用があったので、この騒ぎを横目でながめるばかりだ。

30分ほどして、9階フロアの様子を見に行ったら、買うのにそこでまた延々と行列が出来ていて、「こちらが最後尾です」のプラカードを掲げた店員さんが、並べばまだ買えますか、などという客の問い合わせに対応している。

たまごっち人気がこれほど復活していることに驚いた後は、しばし店内でお茶をしながらくつろぐ。

その後、もう一度行列の様子を見に行ってみたら、もう行列はない。

売り切れたのだろうと思って、売り場に行ってみたら、行列は途切れたものの、まだ買えます、という。

05-11-23_16-18えっ、というわけで、僕は全く買う予定のなかったたまごっちを買う。税込みで2940円。

1人1個という制限があり、僕はフリルぴんくの色を選ぶ。

買った後で、しげしげと品物を見て初めて知ったのだが、これは「超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス」という名前で、たまごっちが育っていくと入園や入学、就職までして、さらにパソコンと通信することで、たまごっち星にも行くことが出来る、というものだ。

たかがたまごっちと思っていたが、IT化の中でスケールが大きく膨らんでいるのに感心する。

せっかく買ったたまごっちなので、どれくらいの人気があるのかと、ヤフオクを覗いて見て驚いた。

今日発売されたばかりの新しいたまごっちがもう何点かオークションに出されていて、どれも30人から50人もが入札して、1万円を超えてもなお価格がどんどんつり上がって行く。

僕が買ったフリルぴんくの色はとりわけ人気らしく、あれよあれよという間に、1万6000円の高値で落札されていった。

ほかにも、出品が続いていて、今日買えなかった人たちがこぞって入札しているらしく、落札価格はさらに高まりそうな勢い。先ほどは、フリルぴんくが2万5500円で落札されていった(怖いよ~!)

僕がたまたま幸運にも入手したたまごっちは、このまま未開封の状態で手元に置いておいて、時々ながめては悦に入ることにするか。

それともいっそ、たまごっちを育てて、たまごっち星まで行ってみようか。

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2005/05/24

ウィンダムのSF「トリフィドの日」みたいな植物

05-05-24_13-51新宿西口の花屋で、奇妙な植物をみつけて衝動買いした。

「カジュマル」という名前の植物で、どういう意味なのか店員に尋ねたが分からないという。

僕が興味を持ったのは、この植物の3本の根が、ウィンダムのSF「トリフィドの日」に登場する肉食植物のイメージそっくりだったからだ。

このSFは「人類SOS」というタイトルで映画化もされているが、僕は映画の方は見ていない。

小説では、ある日、何日間も続く前代未聞の大流星雨を世界中の人たちが眺めるところから始まる。

この大流星雨を見た人は、一人のこらず視力を失い、そこへ3本の根で歩行する植物「トリフィド」が繁殖を始めて、目の見えない人類に襲いかかる。

宇宙からきた植物が人間を襲う話は、ほかにもいろいろあり、ミュージカルや映画で大ヒットした「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」も忘れがたい。

こちらでは、皆既日食の日に宇宙からやってきた鉢植え植物が、人間の生き血を吸って成長して手に負えない怪物となっていく、という話だ。

買ってきた3本足の「カジュマル」をしげしげと見ていると、こいつも動き出して人間に反抗しそうな気がしてくる。

そうなったらいいのに、という期待が僕の心のすみにある。「カジュマル」はいまのところ、じっとおとなしくしている。

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