2012/09/01

モノに埋もれたるゴミ屋敷から脱却せむとて

120901a気が付けば、はや9月になりにけり。余のブログなむ1箇月も更新せざるままなる。

このところ来る日も来る日も、ひたすらにモノを捨てまくり続くれば、時の経過だに、りんと覚へず。

余は元来、モノ持ちの良さを標榜せるも、裏を返せば、モノを整理せぬまま、底なしのモノ地獄へとまっしぐらに突き進みおれり。

一見、片付きたるやうに見ゆるはリビングのみにて、ほかの部屋はみなみな恐るべきモノのヤマと化す。

モノのヤマとは、すなはち、ゴミのヤマにほかならず。

この1箇月、捨てに捨て、棄てに棄てたり。

すでに棄てたるモノの量は、45リットルのゴミ袋にして300袋を下らず。

棄てたる本は500冊以上。さらに700冊以上を、本の引取業者に出さむと、部屋に山積みとなせり。

ビデオテープは250本以上を棄て終はりて、さらに100本余を棄てむとす。

粗大ゴミは、センターに申し込み済みの分のみにても、50個にものぼり、そを数回に分けて出さむとす。

さらに、家具は8割方を処分したり。

嗚呼、余はいつしかゴミ屋敷に棲みつきたるにや。ゴミ屋敷すなはち、化け物屋敷なるぞかし。

ライフスタイルの徹底したるダウンサイジングを目指すも、いつ果つるとも知らぬモノとの戦ひ、ゴミとの戦ひは、今日も明日も明後日も、延延と続くらむ。

身の丈に合ひて身軽ですっきりとしたる生活を実現すべく、無二の機会にして最後の機会やも、と知ればこその猛暑もものなるかはの奮闘ならめ。

娑婆の栄華は夢の夢、楽しみ栄えて何かせん‥‥

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2012/03/31

テレビ2台とも受信出来ず、EVホールの灯りも消ゆ

120331aけふ夕さり方、宅配便の配達員訪れ、受け取らむとするに、EVホールの電球点かずして、ちさき非常灯のみ灯れり。

配達員の尋ぬるやう、「どの階のEVホールも電球灯らずは、なにぞの起こりたるや」と。

試みに、電球取替へてみるも、それも点かざれば、電球の問題にあらずして、回線のトラブルかとぞ覚ゆる。

こころもとなく灯ちたる非常灯も、やがて細るやうに消へゆきぬ。

EVホール、完全なる暗闇となりて、防犯上ゆゆしければ、管理会社に電話して復旧作業を依頼す。

さるほどに、夜7時のニュース見むと、テレビ点けたれば、画面には「信号の受信すること能はず」てふエラーメッセージのみぞ映れる。

別のテレビ点けてみるも、同じきメッセージの表示されて、どのチャンネルも受信出来ず。

去年3.11の大揺れにも、テレビの受信されざること一寸だになきに、こはいかなれば受信不能となりたるや。

せむかたなしに、ニュースをワンセグにて見つつ、再度、管理会社に電話して、テレビの受信も不可なること伝ふ。

けふは東京にても20メートル超す強風の吹き荒れたれば、そのせいにて建物内の配線の寸断されたるにや、と考へめぐらす。

ややあって不具合の修理したると見へて、いつの間にか、テレビ映りはじめてEVホールの電球も点きたり。

テレビの受信機正常なるに電波の受信されず映ること能はざるは、初めての経験なるぞかし。

大きなる揺れなんどの折に、テレビ映らざればいかに不便なりやと、思ひ知らさるること頻りなり。

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2011/02/26

ガスの炎の、昨日から緑色となりたる怪

110226aいかなるにや、昨日から、ガスレンジの炎、緑色となりて、怪しきことなのめならず。

20年間、このレンジ使ひたるに、これまでは青色にて、色に異変起こりけるためしなかりけり。

レンジに3つあるバーナーのうち、緑色の炎なるは、最もひんぱんに使へる左の1つのみにてぞ、ほかの2つは青色なる。

ネットにて調ぶれば、ガスの緑色の炎となるは、銅、ホウ酸、バリウムなんどによる炎色反応の起きたる可能性あるとぞ。

余には、なべて心あたりなきことなれば、こは、いみじう不可思議のことなるかな。

見やる分には綺麗なるが、人体やレンジ自体に、悪さの有りや無しや。

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2010/11/23

給湯器の故障したりて、危ふく湯の出ぬ祝日に

101123けふの朝、洗顔せむとするに、屋外に設置せるガス給湯器の湯、はじめは例のさまにて出たるに、半ばから、いかなるにや、きと冷水に変はりて再び湯に戻らず。

室内の操作盤見るに、通電はしたる表示なるが、蛇口捻りて湯を出さむとすれば、通電示す表示の消え去りて、見しこともなき「19」の数字の、あやしうぞ現はるる。

取説探し出でて、「19」の意味するところ、調ぶれば、「リモコンケーブルの地路 機器内配線(12V回路)の地路」と書かれたりて、余のごとき素人ユーザーには、をさをさ理解すること能はず。

メーカーのサービス窓口に電話して、修理を依頼するも、けふは祝日なるによりて、サービスマンとは連絡え取れずなるとぞ。

明日のつとめて、サービスマンより電話掛くるやう伝えむに、そを待ちて修理日なんど打ち合はせたし、と云はるる。

げにユーザーに冷たき給湯器メーカーなるかなと、まがまがしう覚ゆれど、いかんとも術なし。

けふは一日、湯の無き生活ならむや、さとても風呂に入らでは惨めなる祝日のことぞ、と暗然たる心地する。

ややありて気を取り直し、ネットにて「給湯器 故障」を検索するに、あまたの事例、ユーザーたちによりて書き込まれてあり。

その中、「教えて!goo」の書き込みに、注目すべき内容のあり。

「電源コンセントからプラグを抜き、リセットする」によりて、大半が解決したりける、とこそ。

これぞ、と余は目からウロコの思ひにて飛びつけり。

雨の降りしきるベランダに出でて、屋外給湯器の電源コンセントからプラグを抜き、再びプラグを差し込める。

蛇口を捻りたれば、いでや、熱き湯の滾々と流れ続くるは。

「19」の、けにくき数字なむ、二度と現はるることのなかる。

かくて、給湯器は正常に戻れり。サービス窓口に電話して、修理のキャンセルを伝ふ。

「コンセントからプラグを抜き、リセットする」てふ、魔法のやうなる解決法のあるを、いかで取説に一言も書かれずなるや。

サービス窓口の担当者も、この方法試みむことを、なでかアドバイスせざるや。

窮すればネットを見よ、こは今様の鉄則なるぞかし。

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2010/05/11

定期点検とてエレベーター動かず、じっと潜みたり

100511aけふは、毎月1度の定期点検とて、エレベーター停止せり。

エレベーター動かずとも、外階段上り下りせなば、家に出入りすること能ふなるが、あやにくの雨なり。

下ることは雨中にても、さほど苦にはあらねど、雨降りしきる中、外階段の上まで登らむは難儀の極みなるぞよ。

さなれば、定期点検終るまでの間、余は家になむ、じっとこもり居りたる。

不便は不便なれど、定期点検侮るべからず。

数年前、このエレベーター、余の階のみぞ、ドアの異常続きたりしことありし。ドアの開きかけたるが、突然閉まりかけ、さらに開くか閉まるか迷い生じたる様にて、がたがたと震えること、しきりなりき。

余の階で停止したまま、ドアの開くことを得ずして、しばし閉じこめられしこともありけり。

その折は、エレベーター管理の会社に、修理依頼したれど、修理に来たる作業員の、「異常の再現見られざれば、修理すること能はず」とて、その都度、何もせずに帰りたりけること、2度、3度ほどなるを。

作業員帰りたるやいなや、そを待ちたるやうに、エレベーターのドア、ここぞとばかり異常繰り返したり。

やうやうに、作業員の4度目あたりに来たる時、目の前にてドアの異常開閉発生したりて、原因突き止めてぞ、修理しける。

エレベーターの異常は、ときに重大事故引き起こすことあれば、はつかなる異変だに放置すべからず。

毎月毎月、何事もなきやうに終りたる定期点検のあればこそ、居住空間の安全の確保されたるなる、とぞ覚ゆれ。

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2009/11/19

深夜、電蓄の電源独りでに入りて切ること能はざる怪

0911193奇怪なることのありつるものかな。

深夜に消灯せんと暗くしたるに、部屋の奥に赤々と光る二つのランプあり。

何ごとの点灯せるやと見れば、電気蓄音機の電源ランプぞ光れる(写真)。

こはステレオコンポなんどと云ふやうなものにあらずして、LPやEPなどのレコードを聴かんがための、レトロなる電蓄なり。

余はここ数か月、電蓄の電源入れしことなく、この日も電蓄周りのものに触れたる覚え全くなし。

いかで電源オンとなりしや。独りでに電源の入りけること、在り得るにや。

驚きはこれに留まらず。あなや、電源を切らむとすれど、電源切ることえ能はず。

そもそも電源スイッチのオフなる位置にて、電源ランプの点灯せらるるなり。

スイッチひとたびオンにして、オフに切り替へたれば、ランプ消ゆるらんとて、何度か試みたれども、微動だにすることなく、点灯せるままなり。

いかようにても電源切ることの能はざるは、げに恐ろしきことなり。

こが電蓄なるはまだ危険少なからんが、電熱器や電気ストーブなどの勝手にスイッチ入りて、切ること能はざれば、火災にもつながりぬべし。

電源ランプ入りたるを放置して就寝するわけにもゆかず、重き家具をかろうじて動かすなどしてコンセント抜き、からくもランプの消ゆるを得たり。

コンセント差し込めば、依然としてスイッチの位置オフなれど電源ランプ点灯する状態、いまなほ変はらず。

怪なり、奇なり、不可思議なり。

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2006/08/09

こんどは、またまたエアコンの水漏れ

パソコンの電源が入らないトラブルが直り、新しく導入したウイルス対策ソフト「ウイルスバスター2006」もようやく順調に作動するようになった。

やれやれ、やっと一息つける、と思った矢先に、こんどはエアコンの水漏れが始まった。

エアコンの水漏れについては、2年前にひどい目にあっており、その詳細は04年7月18日のブログに書いた。

また、この時の大騒動の顛末については、去年6月24日のブログにまとめている。

前回、騒動の元となったのはダイキンのエアコンで、これについてはその後、水漏れもなく、順調に作動している。

今回、水漏れが始まったのは、それとは別の三菱のエアコンで、02年10月に量販店で購入して、5年間の長期保障に入っている。

このエアコンは去年7月に、突然作動しなくなって、室外機の基盤を交換してもらっているが、水漏れを起こしたのは初めてのことだ。

3日前に量販店に電話して、水漏れを直してくれるよう依頼した。

電話に出た女性担当者は、つぎのような返事をした。

「5年間の長期保障は、あくまでエアコン本体に不具合が生じた場合の保証でございます。水漏れの場合は、エアコン本体の不具合ではなく、設置に関わる不具合が原因ということも考えられます。その場合は、保障の対象とはなりませんので、ご承知下さい」

ええっ? じゃあ、水漏れの修理は長期保障の期間内であっても、実費を請求するかも知れない、ということか?

しかし、エアコン室内機の本体の下から、ポタポタと水漏れが起きているのは、ユーザーにとっては本体の不具合以外の何物でもない。

そもそも、購入した時に長期保障に入るように勧めた量販店の担当者は、水漏れについては5年以内でも対象外になることがあるとは、一言も説明がなかったぞ。

僕は、電話の担当者に、水漏れが保障の対象外というのは話が違うと言ったら、「修理に伺った者が状況を見た上で、保障の範囲かどうかを判断することになりますので‥」ということだった。

そして今日、修理の担当者がやってきた。

エアコン本体に組み込まれた排水パイプのつなぎ目部分がたるんでいて、僅かな隙間が出来ていたのが原因らしく、担当者はこのつなぎ目部分を新しい粘着テープで厳重に覆い直す。

修理費用がどうなるのか僕は目を光らせていたのだが、修理済みの伝票にサインをするだけでOKだった。

2年前と今回と、違うメーカーのエアコン騒動を通じて得た教訓は、水漏れについては基本的にメーカーが修理責任を負っているはずなので、ユーザーは出来るだけその立場を貫いたほうがいい、ということだ。

量販店もメーカーも、最初はなるべく責任を負いたくないようなことを言うかも知れないが、そこで折れてはダメである。

そのためにも、フィルターの掃除など、説明書に書かれた通りの日常的な手入れをきちんと行なっておくことは、ユーザーの責任である。

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2006/06/07

命を奪って居直るシンドラーのリフト

高2の命を一瞬にして奪ったシンドラー社のエレベーター。

シンドラー社は「捜査に影響する可能性がある」として、住民への説明会にも姿を見せていない。

それどころか、全国各地でシンドラー社のエレベーターによるトラブルが起きていることが次々に明らかになっているのに、全体の台数や設置場所について明らかにすることを「個人情報だ」として拒んでいる。

日本のメーカーならば、原因がどうであれ、まずは被害者の遺族や居住者たちの前に、社長をはじめとしてトップが顔を出し、頭を下げるのは当たり前だ。

それが通じないのは、まさにシンドラー社が外資だからなのだ。

よく言われることだが、欧米の人たちは交通事故を起こしても、決して現場でアイム・ソリーという言葉や、これに類する謝罪の言葉は口にしない。

「ごめんなさい」「すみません」と言ってしまったら、自分の非を認めたことになり、それが裁判の場で決定的な有罪の決め手となることを、彼らはよく知っているからだ。

シンドラー社は、住民への説明会に顔を出して頭を下げてしまったら、自社のエレベーターの非を認めてしまうことになると、ガチガチに身構えているかのようだ。

それこそが外資であり、欧米流の徹底した契約社会・訴訟社会では、これくらいでないと生きてゆけないのだ。

シンドラー社は今日、「事実が公表された時点で、シンドラーの名前が大きく報じられることはなくなると確信している。我々の製品及び保守が高い安全基準を満たしていると自負している」というケン・スミス社長のコメントを発表した、と報じられている。

まさに、シンドラー社には製品にも保守にも一切の落ち度はない、と居丈高に開き直り、事故の原因は死亡した高校生の側にあると言わんばかりのニュアンスだ。

命を奪って平然。それがシンドラーのリフトである。

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2006/05/19

年1回のハウスクリーニングで夏を迎える

毎年この時期、梅雨になる前に、ハウスクリーニングの業者に頼んで、素人ではなかなか取りにくい汚れ落としをしてもらっている。

今年も同じ業者に来てもらって、エアコンの内部や換気扇をきれいにしてらい、浴室など水周りの隅々まで汚れを落としてもらった。

本当は、年に数回程度やってもらうにこしたことはないのだが、費用を考えると、普段はこまめに自分で掃除をして、年に1度だけ業者に徹底的にやってもらう、というのが一番現実的だ。

それもダス○ンなどの大手に頼むと、目玉が飛び出るくらいの費用になるので、安くて丁寧な仕事をしてくれる顔馴染みの個人の業者に毎年頼んでいる。

いつもの年なら、この時期は五月晴れの日が多く、ハウスクリーニングに最適の季節なのだが、今年の5月は雨が多く、今日も結局、梅雨のような天気だった。

自分では落とせない汚れもスッキリときれいになって、これで梅雨入りを迎え、盛夏が到来しても大丈夫という気持ちになる。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「人口減は首都圏こそ深刻、という警告に耳を傾けよ」をアップロード)

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2006/04/21

押入れの中を片付けるため、中仕切り棚など購入

僕は基本的にはこれ以上、室内に収納家具を増やさないことにしている。

棚や物入れを増やすと、一時的には片付いたように見えるが、やがて結局はまたモノがあふれて、前よりもかえって収拾がつかなくなるのだ。

しかし、このところの一連の探し物の過程で、押入れの中があまりにもゴチャゴチャと詰め込みすぎていることに気づき、なんとかせねば、と考えた。

そこで、これまで押入れの中に、どんどん積み上げたり、隙間に詰め込んだりしてきたモノたちを、整理棚とプラスチックケースを使って、効率的に収納しなおすことにした。

メジャーで寸法を正確に測り、うまく収まるサイズのものを東急ハンズで探して購入した。

整理棚とケースは明日届くので、これでなんとかうまく収まるといいが、と思っている。

いろいろと、いつか必要になるかも知れないモノをとっておくのもいいが、必要なときに取り出すことも出来なくては、捨てたのとほとんど変わりがない。

必要なときにすぐに取り出せてこそ収納しておく意味があるというものだろう。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「自分の死後も、ホームページやブログを維持したいか」をアップロード)

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