2011/08/15

5年ぶり、運転免許証の更新に往きて来たり

110815bけふは5年ぶりに、運転免許証の更新手続きなむ、して来たる。

前回の更新は、2006年の同じき8月15日なりき。

あれから、はや5年もの歳月の経ちぬるにや、とただ驚くのみなるは。

その日のブログ見れば、余はかく書けり。

「前回、更新せるは21世紀の最初の年、2001年なりき。その時も、けふと同じき8月15日に更新に行きたりけり。それより1箇月も経たざるに、同時多発テロぞ、世界の様相、まるで変へてしまふとは、たれか予想したる。次の免許証更新なむ、5年後の2011年のことなるぞ。これよりの5年間、世の中、如何に変はりたりけるにや」

さなり。この間に、世の中は異次元に突入せる如く、ぼろぼろに変はり果てたるぞかし。

大震災から5箇月の経ちてなほ、猛暑の中、8万7000人の避難生活続けるとや。

放射能汚染の拡大は、陸も海も空もなく、ひたぶるに数十年は消へざる毒となりて、生きとし生けるものを脅かし続くらむ。

よくよく見れば、新しき免許証の中味もあちこち変はりたりけり。

余はいつの間にか、普通免許から中型免許になりぬ。この5年間、一度も運転せざる身に、8トンまでとは云へ、中型車の運転すること能ふるはずのあろうかは。

本籍の記載消へて、ICチップにのみ記録されたるとぞ。

この次、5年後の更新なむ、2016年のことなる。

リオデジャネイロ五輪の年にして、5年なんどこそ夢のやうなる速さにて経過して往かめ。

その時、世の中、いかなる様相を呈すらむ。

原発事故は収束されつるにや。政権は自公なるや民主なるや、はたまた想定外の連立となりつるにや。

首都直下地震や東海・東南海・南海の巨大連動地震は、起こりたるにや、迫りたるにや。

情報端末やデジタルの世界は、いづくまで突き進みたるぞ。

余は次回もまた、きっと8月15日に更新に赴かむとこそ。

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2010/04/17

アイスランドの噴火に、いかにせむ海外一人旅

100417aげに大自然の荒ぶること、あな恐ろしや。

アイスランドの噴火の、世界の航空網を壊滅的に断ち切りたるさまこそ、人間ごときのはるか及ばざるところなれ。

航空機の発着停止の、北欧・中欧から17日は南欧へと拡大し、閉鎖空港もさらに広がれり。

世界全域の経済や社会生活への影響、日増しに深刻さを増せど、相手が噴火なるがゆゑに、専門家の間にても今後の見通しは分かれたるとぞ。

数日にて終息せむとの期待ある一方、かたや、収まれりと見ゆれども噴煙・火山灰の吹き上げむ危険、かなり長期に渡りて去らざるべし、との見方もあるらし。

こは、余の旅行計画にも、影を落とし始めおれり。

ことしのGWの後、2年ぶりなる海外一人旅に行かばやとて、すでに旅行会社に代金も支払ひて、スタンバイ状態になむなせる。

さるをニュース見れば、往き帰りの乗り継ぎ空港となせる、フランクフルト、ミュンヘンともに閉鎖となりたるぞよ。

いでや、予約せし航空会社のまさしく同便の、16、17、18日と続けて欠航となりたり。

今見たるテレビは、余の目的地の空港もつひに閉鎖されたるとぞ報じたる。

出発はまだ1カ月以上先のことなるが、5月に入りてから中止を決めたらば、多額のキャンセル料の免れること能はずなりつべし。

さりとて、噴火終息の見通し定かならぬままに、出発の日の近づくも、いかでか心安からざらん。

2年ぶりの旅行実現に眼目置きて、混乱のあらむこと覚悟の上、強行突破すべきなりや。はたまた、安全に重きを置きて大事を取り、キャンセル料の発生せむ先に中止を決断すべきなりや。

迷ひに迷ひて、悩ましきことの限りなき卯月後半なるかな。

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2008/09/14

警視庁の白バイに乗ってみたぞ

080914b_2新宿駅西口地下広場を通ったら、何か大掛かりなイベントをやっていて、警視庁の白バイに体験試乗できるコーナーがあった。

置いてあるのは、ホンダの800ccの白バイ。重さは250キロほどだという。

めったにないチャンスなので、僕も乗ってみる。説明役の白バイ隊員が、快くケータイのシャッターを押してくれた。

さすがデカイ。上に乗ってまたがるだけでも一苦労だ。

これを操るには、相当の体力と腕前が必要なのだろうな、と思う。

実は僕は、このクラスのオートバイを運転できる大型自動二輪の免許を持っている。

なぜ大型自動二輪の運転免許を持っているかというと、遠い遠い昔、スクーターで高校に通学するために、当時は書類申請だけで取れる軽免許を持ったのが始まりだ。

この軽免許が、その後、幾多の免許制度の変遷を経るうちに、いつの間にか大型自動二輪免許となって、現在に至っているのである。

したがって僕は、もちろんナナハンなどは運転したこともない。以前、造成中の空き地のようなところで、250ccのオートバイを友人から借りて試乗してみたのが、僕の唯一のオートバイ体験なのだ。

白バイに乗ってみると、単にまたがっているだけでなく、これで実際に走ってみたい誘惑にかられる。

もしも、白バイに乗ってどこへでも好きなところへ行って来ることが一度だけ許されたとしたら、僕は月へ行って来たい。

白バイで空を飛ぶ。

そしてしだいに加速をつけて地球の重力圏を脱出し、宇宙空間をひたすら走り続けて、白バイで月に降り立つ。

気圧の問題や酸素、食糧、推進力などは、ともかくすべてクリアできるものとする。

月に着いたら、月面を白バイで走り回るのだ。重力が小さいので、飛ぶがごとくに走行することだろう。

その様子は、三脚を立ててケータイのセルフタイマーで撮り、地球にモブログで送ろうと思う。

今日は、中秋の名月。

月は膨らみ、夢も妄想も膨らむ。

あ、地球に帰還したら、もちろん白バイは警視庁に返却いたしますからね。

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2007/06/19

ツェッペリンNTの遊覧試験飛行

0706182昨日のことだが、新宿の新都心方面から飛行船がゆっくりと、進んでくるのが見えた。

飛行船はぐんぐんとこちらに近づいてきて、僕の真上あたりまでやってきた(写真)。

こんなに間近で飛行船を見上げることも珍しい。大きさや形からして、これはツェッペリンNTであろう。

何枚かシャッターを切っていると、飛行船はちょうど僕の真上でゆっくりと旋回して西側へとカーブして行った。

今朝の新聞1面を見て驚いた。

ツェッペリンNTが今秋からの本格的な遊覧飛行に向けて、昨日、東京都心で試験飛行を行なった、という記事が飛行船内部の写真とともに載っている。

定員14人というのに、試験飛行に乗ることの出来た人たちは、どういう人たちなのだろうか。

僕が夢中でシャッターを切っていたころ、試験飛行に乗っていた人たちは、地上からカメラを向ける僕を、優越感に浸って見下ろしていたかも知れない。

遊覧飛行、乗ってみたい。しかし、料金が1人8万円から12万円になりそうという記事を読んで、のけぞってしまう。

せめて5万円くらいなら予約申込みをしたいところだが、この値段では躊躇してしまうなあ。

飛行船に関する過去記事
2005年2月9日 飛行船ツェッペリンNTが新宿に
2006年5月22日 超高層ビルの谷間に飛行船をキャッチ
2006年6月3日 つぎつぎと頭上を行く2つの飛行船

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2006/08/15

5年ぶりに、運転免許証の更新に行ってきた

今日は都庁第2庁舎の運転免許更新センターに行って、5年ぶりに免許証の更新をしてきた。

まだお盆休みの延長ということか更新に訪れる人は少なく、窓口はガラガラで、並ぶこともなくスイスイと手続きが進んだ。

僕はこの5年間、無事故・無違反の「優良」の扱いで、講習は30分で済んだ。

事故や違反などが1回で程度の軽い人は、1時間の講習になる。事故や違反がそれ以上重かった人は、府中などの試験場に行って2時間の講習を受けなければならないのだ。

僕が「優良」だったのは、何も僕の運転がうまいわけではなく、この5年間に1度も車を運転しなかったからに過ぎない。

正直なところ、これからも僕は車を運転する機会はほとんどないのでは、と思う。

僕は普通免許に加えて大型自動二輪の免許もあるのだが、大型のオートバイを運転した経験は生涯に一度もない。

どちらもペーパードライバーもいいところなのだ。

運転する機会がほとんどないのにもかかわらず、毎回、必ず更新手続きをしているのは、僕にとっては運転免許証がほとんど唯一の写真付き身分証明書だからである。

とくに会社を辞めて社員証がなくなってからは、銀行や役所の窓口で、あるいはレンタルDVD店などで、免許証は僕が僕であることを証明するために欠かせないものとなっている。

パスポートにも写真は付いているが、パスポートを普段から持ち歩くのはとてもキケンなので、国内では携帯していない。

前回、更新したのは21世紀の最初の年、2001年だった。古い免許証を見たら、僕は奇しくも今日と同じ8月15日に更新に行っている。

それから1カ月も経たないうちに、同時多発テロが世界の様相をすっかり変えてしまおうとは、だれが予想し得ただろうか。

今回更新した免許証の次の更新は、5年後の2011年になる。

これからの5年間に、世の中はどのように変わっているだろうか。

もしかして、第3次世界大戦が起きているかも知れない。

死の灰におおわれた世界では、たとえ生き延びていたとしても、免許証の更新どころではないような気がする。

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2006/06/03

つぎつぎと頭上を行く2つの飛行船

060603_1801今日は2つの飛行船をみかけた。

新宿の上空に、2つが浮かんでいたのが見えたが、あまりにも遠くてマメ粒のようなので、写真には撮れない。

しばらくすると、赤い飛行船だけがゆっくりと弧を描いて接近してきて、上空を横切っていった。これは、5月22日のブログで書いたニッセン・チョツピー号のようだ(写真上)。

それから2時間ほどすると、こんどは白くて巨大な飛行船が、新宿の超高層ビルのあたりからカーブを描きながら、真上に近づいてきた。

ケータイのカメラを向けるが、空が明るすぎてまぶしく、ケータイの画面でははたして捉えているのかどうか、見分けがつかないまま、とにかくシャッターを切る。

060603_1637頭上を行くのは、去年2月9日のブログで書いたツェッペリンNTのようだ(写真下)。

全長75メートルの巨体が頭上を音もなくすべって行くのは、神秘的な迫力がある。

夕刊を開いたら、所属会社の違うこの2つの飛行船は今日、都内の各地でランデブー飛行をしていたらしく、東京タワーをバックにした2つの飛行船の写真が載っている。

僕も、2つ一緒に浮かんでいるところを近くから撮りたかった。

またいつかランデブー飛行をやってほしいものだ。

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2006/05/22

超高層ビルの谷間に飛行船をキャッチ

060522_1710西新宿の超高層ビルの谷間をゆうゆうと泳ぐ飛行船を見つけた。

ゆっくりと高層ビル街の上を通り過ぎると、そのまま中野あたりの上空に行って、30分近くも空中に停止していた。

いったい停止した状態で何をしているのだろうか。

かなり強い風が吹いている中で停止しているのも、なかなか難しいのではないか、などと想像する。

やがて、飛行船は停止しているのにも飽きた様子で、おもむろに北西の方向へと去って行った。

この飛行船は、去年2月9日のこのブログに書いた世界最大の飛行船ツェッペリンNTと同じ飛行船だろうか。

形や大きさからすると、ツェッペリンNTとはどうも違うような気もする。

ツェッペリンNTを所有する日本飛行船のサイトで、フライトスケジュールを見てみると、5月18日から23日までは整備・点検のため運休となっている。

ということは、今日見た飛行船は、やはりツェッペリンNTとは別の会社の飛行船なのだろうか。

いつものことながら、飛行船を見た後はふんわりした幸せな気分になり、なにかいいことがありそうな気持ちになってくるから不思議だ。

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2006/04/24

JRの線路トラブルで新宿駅は大混乱

今日はJRの山手線などが長時間に渡って運休となったため、新宿駅は大混乱。

アナウンスの説明を聞いても、「新大久保-高田馬場間で線路点検を行なっております」と繰り返すだけで、何が起こっているのかさっぱりわからない。

南口では、払い戻しの乗客たちの列がくねくねと300メートルもの長さになり、自動改札を通れない客たちもまた、駅員のいる改札に長蛇の列。

JRのような複雑で巨大なシステムでは、すべてがうまくいくことを前提にして、何もかもが組み立てられているため、想定外のトラブルに対してはめっぽう弱く、対処の仕方がヘタだ。

線路が工事の影響で隆起することなど、まったく予想だにしなかった事態なのだろうが、トラブルというのは常に想定外のものだということを想定しておく必要がある。

危機管理とは、想定外のことが起きた時のことを想定することから始まるのだと思う。

この程度のトラブルで終日、右往左往を続けているJRを見ると、首都直下型地震でJRも私鉄も動かなくなって、タイミナル駅に数万人から10数万人の帰宅難民が溢れかえった時、はたしてパニックを防ぐ適切な誘導が可能なのだろうか、とマジで心配になってくる。

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2006/04/16

一車線規制区間で交通整理をする人形

060416_1026両側一車線ずつしかない交通量の多い通りで、電気工事が行なわれていて、片側の一車線を使って交互に車を流している。

規制にあたる係員は、左手を横に伸ばし、右手でひっきりなしに赤いバトンを振って、車を流している。

これも大変な役だなあと思って近づいてみると、この係員、実は人間ではなくロボットでもなく、なんと精巧に作られた人形なのだ。

ヘルメットをかぶっている上に、交通整理用の柵のようなものに中に入っているため、ちょっと見ただけでは人間と変わりない。

この工事区間の反対側はどうなっているのか確かめなかったが、おそらくもう1体の交通整理人形がいて、お互いが連動して一定時間ずつ交互に車を流しているものと思われる。

人形を使えば人件費の節約になるし、休憩時間の必要もなく延々と作業を続けてくれるので、工事をする側にとっては有り難い存在かと推察する。

よく国道わきなどに、スピード違反の監視にあたっているように見える警察官の人形が置いてあることがあるが、あれはいかにも人形っぽい。

今回の交通整理の人形は、手が人間のような動きをする上に、服装やヘルメットが人間の作業員と同じなので、近づいてまじまじと見るまでは人間と見まごう出来栄えだ。

いわば人形とロボットの中間のような存在だが、与えられた役目は十分にこなすことが出来ている。

こういうのは、なにか呼び名があるのだろうか。

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2006/04/15

切り替え工事で新宿駅の中央線快速ホーム閉鎖

060415_162815日の土曜日、JR新宿駅は甲州街道にかかる跨線橋架け替えに伴う線路の切り替えとホーム変更工事のため、始発から終電まで大幅な運転変更が行なわれた。

中央線の快速・特快はすべて運休となって、中央線快速ホームは閉鎖(写真)。

代わりに、中央線は御茶ノ水-三鷹間を各駅停車で運行したが、ホームは総武・中央線各駅停車が使っているホームを使った。

埼京線、成田エクスプレス、スーパーあずさ、スーパービュー踊り子など、さまざまな路線のさまざまな電車が始発駅変更などをして、この日は新宿をパス。

JRでは混雑を回避するため、山手線の運転本数を大幅に増やして対応していた。

跨線橋架け替えを含めて、新宿駅南口基盤整備事業がすべて終わるのは、10年後の2016年というから、ずいぶんと気の遠くなるような話だ。

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