2011/09/24

光より速き素粒子用ひて、情報を過去に送れるにや

110924a科学に於ける大発見の、新聞の1面トップとなりけるためし、さほどあまたたびは無かりけむ。

けふの、光よりも速き素粒子発見のニュースなむ、朝日は1面左肩なれど、読売とサンケイは1面トップなる。

質量持つものは光速を超ゆる速さ持つこと能はずてふ、アインシュタインの相対性理論の根幹なす原則に矛盾し、現代物理学を根底から揺るがす可能性孕む衝撃の発見なりとぞ。

こは科学のみならず、哲学、思想はたまた世界とは何かについての思考にも、いみじう大転換を迫ること、必至ならずや。

光より速き粒子の意味せむ最大の深刻さは、因果律を破ることにこそあるらめ。

今回の観測によれば、ジュネーブ郊外から発射されたるニュートリノにとりて、370キロ離れたるイタリアの観測所に到達したるは、発射よりも早き時刻てふことになるらし。

新聞なんどにはタイムマシンの可能性、面白おかしゅう書き立つる記事もあり。

タイムマシンは無理とても、この素粒子を500個か1000個連ねて、モールス信号の如くに簡単なる情報を乗せることなむ、さほど難しくはなからむ。

そこで、地球の赤道を回れるほどの巨大サイクロン構築して、電報並みの短き情報乗せたるニュートリノのビーム、光速をいみじう上回るスピードにてサイクロンの中を周回させむものとす。

情報帯びたるニュートリノは、光速超へつる瞬間に視界からふっと消へゆき、そは過去へ過去へと、ひたぶるに時間を逆流し往くべし。

さて、かやうなる信号乗せて、ニュートリノを発射させむ。

「3ガツ11ニチ、ゴゴ2ジ46フン、ニホンノサンリクオキニテ、マグニチュード9.0ノキョダイジシン、ハッセイス。1000ネンニイチドノ、キョダイツナミ、エンガンヲオソフ。フクシマゲンパツ、バクハツシテ、ホウシャセイブッシツ、タイリョウニカクサンス」

サイクロンの能力の限界まで駆使するによりて、信号の届く日時ぞ、3月11日午後2時30分に設定す。

この信号受けつるとも、巨大地震や津波の発生は防ぐべくもあらず。

されど、津波に因る犠牲者、大幅に少なくすること能ひて、原発の最悪事態は阻止さるる可能性、なからずや。

因果律破るとも、神は目をつぶり給ふらむ。

過去に情報送る「ニュートリノ通信」、善きことのみにてあらずは、世の理ならむ。

戦争や犯罪に利用されなば、その結果の、げに恐ろしとこそ。

早くも、ペンタゴンとアルカイダの双方の、ニュートリノ通信に向け極秘の研究開始す、てふはそらごとにて、ゆめゆめ、まことの話にならずもがな。

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2010/02/21

ウンウンビウム改めコペルニシウムなるとぞ

コペルシニウム:Cnはや5年半もの昔のことなるに、余のブログにてウンウンビウムなる112番目の元素名の由来につきて記せしことありき。

「1」を意味すなる「ウン」を二つ重ね、「2」を意味すなる「ビ」をつけて終わりに「ウム」をつけたるとぞ書ける。

その折には、やうやう113番目の元素を日本人の発見したりける直後にて、名称も未だ定まらず、名のある新元素にてはウンウンビウムが最新なりけり。

奇妙なる元素名に、余は「ウンウンとうなづける聞き上手の元素にて、便秘気味の元素なるらし」となむ、をかりがりて評せし。

昨日の夕刊見れば、ウンウンビウムはかりそめの名なりたりけるを、「国際純正および応用化学連合(IUPAC)」により、正式名をコペルニシウム(元素記号Cn)とぞ定めたる、と報じたり。

発表の一昨日は、コペルニクスの誕生日なる1473年2月19日に合はせたるとぞ。

太陽の周り廻る惑星のイメージの、コペルニクスの地動説にて初めて確立されたるが、原子核の周り廻る電子の模型に応用されたりけるによりてなむ。

ウンウンビウム改めコペルニシウムの電子殻(電子軌道の集まり)は、内側から2個、8個、18個、32個、32個、18個、2個の合はせて112個を構成したり。

太陽の周りに、こればかりの惑星あらば壮観ならむと思へど、小惑星のいみじうあまたあるを思へば、似たやうなる構図にあるにや、とぞ覚ゆる。

をかしうて、愛嬌あるウンウンビウムの名の消ゆるは、なにとなう寂しき心地すれども、5年半前には名のなかりける113番目の元素は、ウンウントリウムの仮称付けられたり。

114番目以降118番目までの新元素の、いずれも公式には存在の認められざるも、仮称ぞつけられたる。

114番 ウンウンクアジウム
115番 ウンウンペンチウム
116番 ウンウンヘキシウム
117番 ウンウンセプチウム
118番 ウンウンクオクチウム

いでや、うんうんのオンパレードならんや。

聞き上手もしくは便秘気味なる元素名は、当分、楽しむことの能ふなるぞかし。

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2008/01/22

ついに登場、映像が飛び出す立体テレビ

080122_2だいぶ前の映画になるが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」Part2で、マーティがタイムマシンで未来へ行く場面があった。

その未来社会の姿として、とても印象に残っているのが、街頭の大きなテレビから映像が前に飛び出して来る光景だ。

僕はこのシーンを見ながら、映像がブラウン管を抜けて自分の顔の前まで飛び出して来るテレビは、いつごろ実現するのだろうか、と未来に思いをはせたものだった。

ところが、今日たまたま新宿の家電量販店の中を通っていたら、「日本初! 3D立体テレビ」という触れ込みで、立体テレビの体験公開をやっているではないか。

立体映像を見るための専用メガネが10個ほど用意されていて、だれでもこのメガネをかけて見ることが出来る。

僕も早速、メガネをかけて立体テレビの前に立って見る。

メガネをかけないと、二重に重なってずれているように見える映像が、メガネをかけると鮮明な立体映像になる。

昔あった立体映画は、左右の色が赤と青に分かれたメガネで非常に目が疲れるものだったが、この立体テレビは一種の偏光メガネのような感じで、わりと見やすい。

デモンストレーション用の映像は、オグシオのバドミントン、ウィンドサーフィン、浅草三社祭、ギリシャのパルテノン神殿など、さまざまに変わっていく。

僕が受けた印象は、遠景や中景は確かに立体映像ではあるが、それほど驚くほどのインパクトは感じない。

立体の効果が強烈なのは近景の映像で、向こうから接近してくる来る魚や動物などは、まるでブラウン管を付き抜けて、僕の顔のすぐ前まで迫って来るような迫力だ。

野球のピッチング練習を、キャッチャーのすぐ後ろから撮影した映像は、一球ごとにボールが僕の目の前まで飛んで来る感じで、思わず身をよけてしまいそうになる。

この立体テレビは3月にも発売されて、立体映像を定期的に放送するBSデジタル局もすでに決まっている、とのことだ。

立体映像を受信しない時には、通常のハイビジョンテレビとして見ることが出来るので、ほかのメーカーでも3D対応を検討しているという。

ポスト地デジは、飛び出る3Dテレビになるような予感がする。ともかく、凄い時代になったものだと驚くばかりだ。

追記:ネットで調べてみたら、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」Part2が制作されたのは1989年のことで、マーティは1985年のカリフォルニアから30年後の近未来に行くという設定になっている。冒頭に触れた映像が飛び出る街頭テレビは、2015年の光景として描かれているのだ。とすると、あと7年後のことで、現実の世界での立体テレビの登場は、この映画が想定した近未来が絵空事ではないことを示している。

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2006/08/09

ギャーッ、こんどはテレビが壊れた~!!

エアコンの水漏れを修理したもらったばかりというのに、その同じ日に、こんどは37インチのブラウン管テレビが壊れた!

夜7時のニュースを見ようと、リモコンのスイッチを入れても、テレビはウンともスンとも言わない。

リモコンの電池を入れ替えてみたが、やはりダメだ。

このテレビは1987年製の三菱のテレビで、まだソ連が健在だったころに作られた製品だ。

去年、とうとう電源が入らなくなって、基盤を交換してもらって生きながらえている長寿テレビなのだ。

こんどこそ寿命かと観念したが、よく見ると、主電源のランプは点灯している。

そこでリモコンを使わずに、本体の電源を手動で入れてみたら、映像と音声が現れた。本体のボタンでチャンネルや音量も変えることが出来る。

いろいろとやってみたら、リモコンそのものも壊れていないことが分かった。

どこが故障しているかというと、リモコンの赤外線を受けて作動するはずの本体側の受光部分が死んでしまっているのだ。

早速、三菱電機のサービスセンターに電話して修理を依頼する。

「お客様のところへは本日、うちからエアコンの修理にうかがいましたでしょうか」と言われて、僕は初めて、どちらも同じ三菱だったことに気づく。

「重ね重ね、ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と電話の向こうでは謝っている。

「いえいえ、そういえばエアコンも三菱でしたね」と、僕の方が返す言葉に窮する。

ともかく、明日早速、修理に来てくれるという。

同じメーカーの異なる電化製品の修理に2日続けて来てもらうのは、僕も初めてのことだ。

今年2月には、15年間使った洗濯機の寿命が尽きて、買い換えている。

7月末からはパソコンの電源ユニットが壊れたのを皮切りに、ウイルス対策ソフトのトラブル、エアコンの水漏れと続いて、今日のテレビのダウンである。

電化製品がこんなに立て続けに次々と壊れていくのは、お祓いをしてもらう必要があるのだろうか。

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2006/05/26

実現可能性が出てきた影も出来ない透明マント

今日のブログは、12日と同様に、表のエッセイ「時間の岸辺から」と同文を掲載する。前回は、先にブログを書き上げてみたら、むしろ「表」にした方がいい内容だったので、後で表に同文を転載した。
今回は、先に表の方を書いてみたら、これは裏にしてもいい内容なので、こちらにも転載した。
要は、あまり表も裏も違いはほとんどない、ということか。
****************

 人間が、SFの世界で長いことあこがれてきた夢の技術の双璧は、タイムマシンと透明人間であろう。
 宇宙のどこかから、人類よりはるかに進んだ文明を持つ知的生命がやってきて、僕にこの2つの技術のうちどちらかを体験させてやる、といったらどちらを選ぶだろうか。
 どちらの技術も、体験時間はきっかり5時間。タイムマシンで行くことが出来るのは、過去の1時点のみで、過去の人々からは僕の存在は見えず、歴史を変えることは出来ない。
 透明人間になれば、5時間の間はどこでも動き回ることが出来、他の人に触ることもモノを動かすことも出来るが、自らが交通事故に遭うなどのリスクもあるとする。
 僕が選ぶとすれば、やはりタイムマシンの方だろうな。なぜなら、タイムマシンならば過去の人たちから僕の姿は見えないため、透明人間を兼ねることになるからだ。
 いつの時代のどの場面に行ってみようか。1時点のみ、時間は5時間となると、行き先選びはよくよく吟味する必要がある。
 僕自身がいる場面にも行ってみたいが、僕がいなかった場面でどのようなことが起きていたのかを知ることもやってみたい。
 タイムマシンは理論的には、ほとんど作成出来そうにもない。というのも、過去はそもそもどこかに存在するようなものではないらしいからだ。
 それに比べて、透明人間の方は俄然、実現可能性の高い話になってきている。
 米英の科学者たちが26日、米科学誌サイエンスの電子版に、「物体を見えなくする素材の開発は可能だ」とする論文を発表した、とニュースにある。
 それによるとこの素材は、光の進む方向を制御できる特殊な構造を持ち、これでマントを作れば何もないように見えるばかりか、影さえも出来ないという。
 新技術の例にもれず、はやくも軍事への応用に目がつけられ、米国防総省がこの技術開発を支援している、と報じられている。
 軍事利用よりも先に、スケベな男たちは透明マントをどんなに価格でも買おうとするだろうし、そんなマントを着た不審者があちこちにいるとしたら、なんとも落ち着かない。
 そのうち、透明物質や透明人間を検地して撃退する装置が開発され、さらにその装置にも検地されない高度の透明化技術が生まれて、いたちごっこか。
 透明兵士たちが透明テロリストと戦うなんて、何がどうなっているのか、見ていても分からないだろうな、なんて思ったりする。
 僕が透明マントを貸してもらったら、どこへ行こうかな、と考えると、やっぱりヤラシイことしか思い浮かばない。軍事よりはいいか、と思うんだけど。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」は、このブログ記事と同文をアップロード。全く同じ内容にしています)

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2006/03/12

時空の中での位置が分かるコンパスは必携品

06-03-12_16-33僕たちは、意識するとしないとにかかわらず、3次元時空の中を生きている。

人間はこのうちの時間軸に対しては非常に敏感で、自分がいる時間座標が分からないと生活を営むのに支障をきたしてしまう。

どの家にも時計があり、また外出する時に多くのひとが腕時計か、もしくはケータイの時計機能を頼りにしているのは、このためだろう。

しかし、こと空間軸に対しては、みな大雑把というかのんきに構えていて、どちらが北でどちらが東かというようなことは、普段はあまり気にとめていない。

僕はいつも外出する時には、ショルダーバッグにアクセサリー代わりに小さなコンパス(磁気羅針盤)をつけて歩いている。

いつも通っている道や普段見慣れた街を歩く時には、コンパスなどなくても平気なのだが、初めて歩く街や通りでは、これが結構役に立つ。

地図を片手に目的地を探し歩く時には、コンパスなしではとんでもない方向に行ってしまう。

海外で街歩きをする時には、ガイドブックの地図が北を上に描かれていることが多いので、コンパスと照合しながら歩くと、曲がりくねった道でも迷うことはない。

数日前、バッグにつけていたはずのコンパスがなくなっているのに気づいた。

ホルダーのチェーン部分がいつの間にか切れてしまったらしい。

コンパスがないと、腕時計を忘れたように、こころもとない気分になる。

時計の場合は、駅などの公共的な場所にあるが、東西南北の方向を記してある場所は意外と少ない。

小田急百貨店の各フロアには、エスカレーターの昇降口付近に東西南北がていねいに明示されていて分かりやすいが、こうした表示はもっといろいろな場所にあってもいいように思う。

ともあれコンパスなしでは格好がつかないので、東急ハンズに行って新しいのを買ってきた。

横にしても斜めにしても逆さにしても水平面を保持する立体タイプで、567円。

とても使いやすく、3次元時空を動くための必需品だと思っている。

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2005/12/02

デルタt論法で、科学文明の寿命を推論すると

デルタt論法という推論の方法がある。

リチャード・ゴットという人が発見した方法で、1969年に休暇でベルリンの壁を訪れた時に考えついた。

この壁は、あとどれくらいの間、こうして立っているだろうか、と。

ゴットは、自分がいまいる時点は、壁が存続している期間を4つに当分した場合の、まんなかの2つのどちらかにいる確率は50%だと考えた。

自分がいま、まんなかの2つの期間の一番最後にいるとすると、壁はすでに全存続期間の4分の3を経過していて、これから存続する期間はその3分の1ということになる。

まんなかの2つの期間の一番最初にいるとすると、壁はこれまでに全存続期間の4分の1しか経過しておらず、壁がこれから存続する期間はその3倍あることになる。

ゴットが壁を見たのは構築されてから8年の時点で、この推論によって壁のそれからの存続期間は、8×(3分の1)=2年8カ月から8×3=24年までの間のいずれかである確率は50%であると予測した。

ベルリンの壁が実際に崩壊したのは、それから20年後でゴットの予測の範囲内だった。

このデルタt論法を、確率50%ではなく、確率95%までに高めると、一般に次のように言い表される。

ある事柄について、特別のことがない限り、それまで続いている期間の39分の1から39倍の間続く可能性が95%ある、というのだ。

こうして人類(ホモ・サピエンス)がこれからどれくらい続くかを予測してみると、ホモ・サピエンスが誕生してからこれまで17万5000年経っているとして、あと4500年から680万年の間である可能性が95%だ、ということになる。

(ここまでは「広い宇宙に地球人しか見当らない50の理由」=スティーヴン・ウェッブ著・青土社からの要約。この本については、いずれ改めて考察してみたい)

さてここからは僕の考えなのだが、ホモ・サピエンスの寿命としているから、680万年というありそうもない上限が生じてくるので、文明の寿命に絞って考えてみたらどういうことになるか。

一般に文明の始まりは、農耕牧畜が始まった1万年前とされてするので、これをもとにデルタt論法を推し進めてみると、文明はあと256年から39万年の間のいずれかまで存続する確率が95%ということになる。

もっと限定して、科学文明の存続寿命ということを考えた場合にどうなるか。どこからを科学文明とするかはさまざまだが、いちおうワットが蒸気機関を発明した1765年としてみよう。

これまでに240年が経過していることから、科学文明の余命は、あと6年から9360年の間のいずれかである確率が95%ということになる。

あと6年という最短の数字には戦慄するが、核テロや生化学兵器のばらまきなどがあれば、ありえないことではない。

上限をとっても科学文明はあと1万年続かないことになり、妥当な数字のような気がする。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「ネットは時間の余裕を生み出すと見せて、時間を奪う」をアップロード)

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2005/11/11

今日11月11日は電池の日、±で十一だそうな

電池にも賞味期限というか消費期限があるのを、最近になって知った。

量販店などで、電池パックに懐中電灯をオマケにつけて、なお極端に安い価格で販売していることがある。

こういう時は、電池パックに書かれた消費期限をさりげなく見てみるといい。安いのにはワケがあって、消費期限が目前に迫っているか、あるいは消費期限が明記されてないこともある。

最近は使用推奨期限5年を売り物にしている電池パックもあるので、防災用に買いだめしておくには、期限の長いものが安心だろう。

今日11月11日は電池の日だそうだ。プラスマイナスで±、すなわち十一という語呂合わせ(というか字面合わせ)らしい。

今日から12月12日のバッテリーの日まで1カ月が電池月間なのだという。

12月12月がバッテリーの日なのは、野球のバッテリーでピッチャーが「1」、キャッチャーが「2」であることに洒落たらしい。

守備位置を数字で表す言い方は、643(ショート、セカンド、ファースト)のダブルプレーなんて、実況放送でもよく耳にする。

サードは5だが、7はレフトかライトかで、僕はいつも迷ってしまう。外野は内野の回り方と逆に、レフト、センター、ライトの順に789なのだ。

それはともかく、英語のバッテリー(battery)には、電池、投手・捕手のほかにも、いろいろな意味がある。

砲列、砲台、殴打、暴行など、あまりおだやかでないものが多い。アパート式の鶏舎という意味もある。

もともとの意味が、一式、一連、多数、たくさん、などの意味だから、なんとなく分からないでもないが。

電池をバッテリーというのは、辞書によると電池はcellで、その集合をbatteryと呼んでいたが、やがて電池1個でもbatteryと呼ぶようになったとか。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「21世紀とともに、かつてお気に入りの音楽が色あせて」をアップロード)

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2005/11/05

電化製品の修理代、いくら以上なら買い換えるか

今年は本当にいろいろな電化製品やエネルギー製品が故障した。

夏前に、買って2年も経たないエアコンが故障したのを皮切りに、ケータイ、給湯器、給湯器の電気配線、テレビと次々に壊れていって、その都度、修理に来てもらったり修理に持って行ったりで、落ち着かない日々が続いた。

こんどは、6年前に買ったデジタルのビデオカメラが完全にイカレてしまった。

カセットの出し入れが出来ないだけでなく、そもそもフタが閉まらない。

量販店の修理センターに持っていったら、「修理代2万円以内なら、そのまま修理を進めていいですか」と聞かれた。

修理代が2万円を越える場合は、電話で連絡するので、それでも修理するかどうかを、その段階で決めるように、ということだ。

こうした修理の場合、いまや2万円というのがそのまま続行するかどうかの相場なのだろうか。

2年前の今ごろ、とっくに店頭から姿を消しているアナログの8ミリビデオカメラが故障した。

撮りためた8ミリのテープを再生しながらデジタルデータに変換してDVDに入れる作業の途中だった。

修理代を見積もってもらったら、1万8800円ということで、どうするか迷いに迷った。

というのも修理したところで、もはや8ミリビデオカメラで撮影することはなく、あとわずか10本程度の8ミリテープを再生してDVD化すれば、それでお役御免なのである。

その時、僕は修理をあきらめて、ヤフオクで8ミリビデオの再生専用機を8000円程度で買った。結局、これで十分だった。

さて今回は、修理代が3万あるいは4万ということになったらどうするか。

いくつかの量販店で聞いてみると、6年以上経っているならば、買い換えた方がいい、と店員たちは口を揃えていう。

確かに、デジタルのビデオカメラは、ビクターの製品がいまや4万4800円でも買えるのだ。

修理代が4万円なら迷わずに買い替えだ。3万円と言われたらどうするか。ビミョウなところで、悩んでしまう。

なんとか2万円以内で直ってくれることを期待しているのだが‥。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「何もかも知ることなど無理の人生、ささやかに分相応に」をアップロード)

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2005/10/21

電話の117に代わる時報サイトは

せっかく光ファイバーを引いているのだから、電話もひかり電話にすれば基本料金が1700円から500円になるので、申し込もうかと検討しているところだ。

ひかり電話にした場合、電話番号や電話機はいまのままで使えるが、0170など一部の伝言ダイヤルや106のコレクトコールがかけられなくなる。

それは一向に構わないのだが、困るのは時報の117にかけられなくなることだ。

同じようなIP電話サービスのBBフォンが、10月1日から117にかけられるようになっているので、Bフレッツによるひかり電話もぜひ117にかけられるようになってほしいものだ。

今の状態でひかり電話にした場合、正確な時刻を知りたい時にはどうしたらいいか。

パソコンやビデオデッキなど、時刻あわせを正しくやる必要のある機器は、意外にたくさんある(だからこそ、僕はサマータイムに反対なのだが)。

そんな時に、ネット上で時報を知ることが出来ないだろうかと、いろいろ探したら、日本標準時をリアルタイムで表示してくれるこのサイトを見つけた。

電話の117と聞き比べてみると、このサイトの方が0.1秒弱ほど遅いような気がするが、実用的には全く問題なさそうだ。

このサイトの面白いところは、アクセスしたユーザーが使っているパソコンの内蔵時計について、標準時と比べてどれほど狂っているかを表示してくれることだ。

僕のパソコンの時計は標準時と比べて91秒も遅れていることが分かり、ただちに時計を修正した。

117がかけられなくても、とりあえずこのサイトがあれば時刻合わせに困ることはなさそうだ。

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